活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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プレゼン資料のデザイン図鑑


プレゼン資料のデザイン図鑑

満足度★★★
付箋数:25

  「ビジネスにおいて、プレゼンは必須の
  スキルです。(中略)
  そして、プレゼンの巧拙を決めるのは
   “話し方” ではなく、 “資料(スライド)” 
  です。プレゼン資料は、プレゼン本番の
  シナリオのようなもの。ポイントを
  押さえた資料をつくることができれば、
  本番ではシナリオに沿って話すだけでOK。
  どんなに口下手でも、自信をもって話す
  ことができます。そして相手が納得するに
  足る情報を、効果的に伝えるスライドが
  あれば、必ず結果は出るのです。」

このように語るのは、かつてソフトバンクで
孫正義さんのプレゼン資料を作っていた
前田鎌利さんです。

本書は、400枚を超えるスライドの実例を
載せた、デザイン図鑑です。

プレゼン資料を作成する上では、
大きく2つのポイントがあります。

1つ目は、資料をどのような構成で
組み立てるかということ。

2つ目は、1枚1枚のスライドをどのように
作っていくかということ。

1つ目のポイントについては、鎌田さんの
過去の2冊の著作で詳しく解説されています。

  『社内プレゼンの資料作成術
  『社外プレゼンの資料作成術

大好評だった2冊の作成術本でしたが、
実際にスライドを作るときに、
具体的にどのようにすればいいのか
という声もあったようです。

そこで2つ目のポイントをカバーする
ために、書かれたのが本書です。

プレゼン資料作成の経験がある方は、
本書だけでも十分参考になりますが、
あまり経験のない方は、前著から順番に
読む方ことをオススメします。

本書は、全128パターンについて、
BeforとAfterのスライドが、カラーで
掲載されています。

そのまま本書を真似すればいいので、
手の届くところに置いておくと、
かなり便利だと思います。

また、横型の本で、見開きで1テーマを
確認できるので、開いたままの状態で
パソコン操作ができるように作られて
いるのが有り難いところ。

ただし、鎌田さんは本書を使う際の
注意点を1つ挙げています。

それは、プレゼン資料は企業文化に
よって異なるということです。

  「私は、本書で紹介したノウハウが
   “絶対的なもの” とは考えてはいません。
  それぞれの企業文化に合わせて、
  本書のノウハウを適宜アレンジしながら、
  現状のプレゼン資料を改善する参考に
  していただければと願っています。」

本書で紹介されているスライドは、
外資系のプレゼン本で紹介される
スライドとは若干印象が異なります。

どちらが良い、悪いということではなく、
それこそ企業文化、あるいは好みの違い
なのでしょう。

正直、外資系プレゼン本のスライドの
方が、もう少しスマートな感じがします。

しかし、見た目のカッコ良さよりも、
相手を動かす力強さはこちらの方が上。

そこは、鎌田さんが、孫正義さんに
鍛えられた経験値なのだと思います。

多くの国内企業では、本書を参考にして、
プレゼン資料を作った方が、成功率は
高くなるはずです。

本書は、Kindle版・電子書籍版も
ありますが、個人的には紙の本の方が
使いやすいと思いました。

この本から何を活かすか?

本書では、プレゼンの仕方についても、
簡単にアドバイスが書かれています。

  「人前に出ると緊張してうまく話せません。
  どうすればいいですか?」

この質問に対して、鎌田さんは次のように
回答しています。

  「最低30回は練習してください。
  そして、場数を踏んでください」

徹底した練習に勝るものはありません。

数回練習して、「本番は、なるようになれ」
では、やはり上手くいかないようです。

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| 交渉術・伝える力・論理・人脈 | 05:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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教養としての平成お笑い史


教養としての平成お笑い史 (ディスカヴァー携書)

満足度★★★
付箋数:24

本日、紹介するのは当ブログとしては、
異色の一冊です。

お笑い評論家のラリー遠田さんによる、
『教養としての平成お笑い史』。

  「本書では、14の “事件” を題材にして
  平成のお笑いの歴史を振り返っている。
  事件とひとくちに言っても、その当時に
  日本中を騒がせたような大事件もあれば、
  一部のお笑いファン以外には知られて
  いないようなマイナーな出来事もある。」

「事件」を取り上げているので、
お笑いでありながらネガティブな内容も
含まれています。

華やかに見えるお笑いの世界の裏では、
芸人の方たちは、血のにじむような努力や、
人知れず苦悩を抱えています。

表舞台で輝く「陽」の部分がより鮮やかに
浮かび上がるように、あえて歴史の「陰」
の部分に、遠田さんは注目したようです。

本書で紹介されているのは以下の事件です。

 平成4年 明石家さんま離婚
 平成6年 ビートたけしバイク事故
 平成7年 山田邦子、不倫報道で人気凋落
 平成9年 松本人志『ごっつええ感じ』降板
 平成10年 萩本欽一、長野五輪閉会式の司会
 平成12年 上岡龍太郎、引退
 平成15年 笑福亭鶴瓶、深夜の生放送で
     局部露出
 平成19年 有吉弘行、品川祐に「おしゃべり
     クソ野郎」発言
 平成19年 サンドウィッチマン『M-1』で
     敗者復活から優勝
 平成22年 スリムクラブ『M-1』で放射能ネタ
 平成23年 島田紳助、引退
 平成26年 タモリ『笑っていいとも!』終了
 平成27年 又吉直樹、芥川賞受賞
 平成28年 ピコ太郎『PPAP』が世界中で大ヒット

単に事件性のある出来事を並べたのでは
なく、そこからお笑いの歴史が変わった
出来事も含まれています。

私は、各事件に対する、遠田さんの締めの
コメントが、なかなか秀逸だと感じました。

明石家さんまさんの離婚については、
次のように語られています。

  「離婚後のさんまは、ただのアイドルでも
  なくただの芸人でもない、 “明石家さんま” 
  という1つのジャンルになった。(中略)
  現在もさんまが完全無欠の存在に見える
  のは、結婚期間という試行錯誤の時期が
  あったからだ。芸能人生で最大の危機を
  乗り越えたさんまは、平成の世に君臨する
  笑いの王となった。」

個人的に、完全に存在を忘れていたのは、
山田邦子さんでした。

  「山田邦子は、のちに出てくる女芸人の
  あらゆる要素を備えていたモンスター的
  な存在だった。ただ、優等生だった彼女は
  これまでどんな女芸人も達したことが
  なかったような高みまで上り詰めて
  しまったため、そこから落ちていくときの
  勢いもすさまじく、地道に撤退戦を
  戦い抜くことはできなかった。」

確かに、売れていた当時の山田さんの
好感度はものすごく高く、一発屋とは
違った形で、あらゆる番組に引っ張りだこ
でした。

まさに、それ以降に活躍する女芸人の道を
切り開いた逸材だったと言えます。

本書に、「教養」としての価値が
あるかどうかはわかりませんが、
平成の文化の象徴的な出来事を絶妙に
切り取っています。

もしかすると、芸人ではない評論家が、
お笑いを分析することに、抵抗がある方も
いるかもしれません。

しかし、そんな方でも、本書はお笑いの質
そのものよりも、価値観や時代の変化に
注目しているので、違和感なく読めると
思います。

個人的には、平成前半の出来事は、
非常に懐かしく読むことができました。

この本から何を活かすか?

遠田さんが、大きな事件と考えている
のが、有吉弘行さんの品川祐さんへの
「おしゃべりクソ野郎」発言でした。

これは、個人的には意外な考察でしたね。

  「歴史がイエス誕生の以前と以後に
  分けられるように、テレビの笑いの
  歴史も “おしゃクソ事変” の以前と
  以後に分けられる。あの瞬間から
  テレビは建前を捨てて、より本音志向
  になったのだ。」

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| ビジネス一般・ストーリー | 05:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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価格はアナタが決めなさい。 輸入ビジネスに学ぶ儲かる仕組み


価格はアナタが決めなさい。 輸入ビジネスに学ぶ儲かる仕組み

満足度★★★
付箋数:23

オトバンクの上田さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

ビジネスが、本当に儲かるかどうかを
確認するときに、「損益計算書」のどこを
一番最初に見るべきか?

それは、売上高から売上原価を差し引いた
「売上総利益」です。

いわゆる「粗利」と呼ばれるもの。

なぜ粗利を最初に見るかと言うと、
粗利こそが、販売管理費に使える現金や
手元に残る現金の源泉だからです。

粗利こそが、ビジネスの儲けを決める、
最重要指標です。

では、粗利率は何%ぐらいが望ましいのか?

残念ながら、日本では40~60%程度の
低い粗利率でビジネスをすることが
常態化しています。

それが、いくら一生懸命に働いても、
ぜんぜん儲からないことの原因です。

本書の著者、大須賀祐さんは、
「粗利率70%以下のビジネスは
やってはいけない」と指摘します。

では、70%以上の粗利率にするためには、
どうしたらいいのでしょうか?

「粗利=売上高-売上原価」という
単純な式ですから、やるべきことは、
売上を上げるか、原価を下げるかしか
ありません。

原価を下げるには限界がありますから、
考えるべきは、売上を上げることです。

ここで重要なのが、いくらで売るのかの
「プライシング」。

儲かるビジネスが目指すのは、
「良いものを、少しでも安く売る」
ことではありません。

「良いものを、より高く売る」ことです。

  「 “稼ぎたいなら、価格は自分で
  きめなさい”  あらゆるビジネスに共通
  すること。それは “価格を決めるものが、
  ビジネスを制する” ということです。
  売るものがモノであれ、サービスであれ、
  すべてのビジネスは、価格を決める人が
  もっとも強い立場となります。
  あなたが今よりももっと稼ぎたい、
  ビジネスで成功したいと思うならば、
  価格を自分で決める立場になる必要が
  あるのです。」

本書は、「輸入ビジネス」を事例として、
自分が価格を決める立場になるノウハウを
学ぶ本です。

なぜ、輸入ビジネスかというと、
輸入ビジネスは非常にシンプルなので、
プライシングを学ぶには適しているからです。

価格を自分で決める立場になるには、
次の3つの要素が必要です。

それは「モノやサービスの作り手」に
なること、「差別的優位性」があること、
「それを伝えるスキル」があることです。

この3つの要素の内、最初の2つを簡単に
コントロールできるのが、輸入ビジネス
なのです。

私は、最初は輸入ビジネスにそれほど
興味がない状態で本書を読み始めました。

しかし、読み進むにつれ、気がつくと
「輸入ビジネスをやってみたい」と
思えるようになりました。

本書は、輸入ビジネスの始め方を
学べる本にもなっています。

大須賀さんは、BtoB輸入ビジネスは、
「最強のビジネスモデル」だと説明します。

それは、モノを自分で作らなくても
「作り手」になれ、ローリスクで、
利幅も大きく販売スタッフも不要だから。

「自分で価格を決めることができる」
ことが、BtoB輸入ビジネスの最大の魅力。

本書は、値下げ競争のレッドオーシャン
から抜け出し、ブルーオーシャンに
漕ぎ出すために参考にしたい一冊です。

この本から何を活かすか?

「BtoB輸入ビジネスなんて難しそう」と
思うかもしれません。

私も最初はそう思っていましたが、
実際のところ非常にシンプルな仕組みです。

海外で仕入れた魅力的なモノやサービスを
国内で高く売るだけ。

やるべきことは、たった3つだけです。

 1. 海外の展示会で商品を見つける
 2. 販売独占権を取得する
 3. 国内の展示会に出展する

始めてわずか1年で、年商数千万円から
数億円が見込めるビジネスができるのが、
輸入ビジネスの醍醐味のようです。

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| ノウハウ本 | 05:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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管理なしで組織を育てる


管理なしで組織を育てる

満足度★★★★
付箋数:25

あなたは、自分のもらっている給料に、
不満はありませんか?

もらう側からすると、給料は多くもらうに
こしたことはありません。

しかし、全員に給料を払い過ぎると、
会社の経営に悪影響を与え、会社自体が
潰れてしまうことに成りかねません。

では、どれぐらいの給料が適切なのか?

武井浩三さんが率いる、不動産向けに
WEBソリューションを提供する会社、
ダイヤモンドメディア株式会社では、
次のように給料を決めています。

まず、給料には2つの「相場」があると、
考えます。

1つ目は、社外の労働市場における相場。

これは、「Aさんが他社に転職したら
給料はどれくらいになる」とか、
「Aさんがやっている仕事をアウトソース
したらいくら支払うのか」で決まります。

2つ目は、社内の相場。

「Aさんは同じチームのBさんより多くの
給料をもらってしかるべき」という実力
によって決まる相場です。

ダイヤモンドメディアでは、この2つの
相場を念頭に置きながら、みんなで
「話し合って」給料を決めていきます。

「Aさんの実力給は○万円がいいんじゃ
ないか」という合意形成を作ります。

年功序列でも職務等級制度でも、
成果報酬型でもない、給与の決め方です。

本書は、この給料の決め方が象徴する
ダイヤモンドメディアの一風変わった
経営方法を紹介する本です。

ダイヤモンドメディアは、組織作りと
働き方において、「ホラクシー型組織」
あるいは「ティール組織」として注目を
集めています。

ホラクシーは、従来の中央集権的な
ヒエラルキー型に変わる新しい組織形態。

上司・部下といったヒエラルキーがなく、
フラットな組織で、意思決定を組織全体で
分散して行います。

そして、個々の役割をメンバーの主体性に
基づいて柔軟に決めていくのが特徴です。

また、ティール組織は、次世代型の組織で、
次の3つを重視します。

・「自主経営(セルフ・マネジメント)」
・「全体性(ホールネス)」
・「組織の存在目的」

ダイヤモンドメディアの噂を耳にした人は、
「いつからホラクシーを導入したのですか?」
とか「どうやってティール組織を実現
したのですか?」と、よく質問するそうです。

しかし、事実は違うようです。

  「でも、僕らはそういうものを導入したり
  目指したりしたわけではない。
  会社を創業してから約10年、自分たちが
   “こうありたい” という状態をどう実現
  するか、 “こういうのって嫌だな” という
  ことをいかに解決するか、その都度必死に
  考えながら試行錯誤してたどり着いたのが
  今の状態で、その試行錯誤はまだ終わって
  いない。」

とは言うものの、ダイヤモンドメディアの
「管理しない経営」は注目に値します。

 ・上下関係のないフラットな組織構造
 (役職、上司・部下という関係がない)
 ・メンバーに対する徹底した情報公開
 (各自の給料の額も!)
 ・給料はみんなで話し合って決める
 ・社長と役員は選挙と話し合いで決める
 ・自由な働き方
 (働く場所、時間、休みは各自が決める。
  副業・兼業も自由)

このようなユニークな組織を、武井さんは
どのように作ったのか?

本書では、ダイヤモンドメディアでの
経営方法の実態を公開します。

会社や組織が上手くいっていないと、
「あの人」のせいだと、視線が「人」に
行ってしまいがちです。

その視線を「組織」に移して、
働きやすく生産的な組織を作ることに
成功したダイヤモンドメディアの秘密が
本書で明かされます。

読んでいて、非常に興味深い本でした。

この本から何を活かすか?

 ・朝からカフェで仕事をして、午後から出勤
 ・平日の昼間にダンスのリハーサルに行く
 ・子供を自宅で看病しながらリモートで働く

ダイヤモンドメディアでは、働く場所と
時間を自由に決めているので、こられの
ような働き方ができます。

それどころか、仕事中にお酒を飲む、
筋トレする、マンガを読むといった
働き方をする猛者もいるようです。

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| 組織・社内教育・コーチング | 05:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ビッグ・クエスチョン―〈人類の難問〉に答えよう


ビッグ・クエスチョン―〈人類の難問〉に答えよう

満足度★★★★
付箋数:26

2018年3月14日に亡くなった、理論物理学者の
スティーヴン・ホーキングさん。

ホーキングさんは、世界で最も有名な科学者
のひとりでした。

それは、「車椅子の物理学者」だったから、
というよりも、一般人向けに書かれた、
ホーキング、宇宙を語る』などの著書が
あったからだと思います。

かの名著に対して、ホーキング博士は、
次のように語っています。

  「『ホーキング、宇宙を語る』があれほど
  成功を収めようとは、まったく予想して
  いなかった。障害を抱えているにも
  かかわらず、私がいかにして理論物理学に
  なり、ベストセラー本を書くことができた
  のかという、人間的な興味が売上を
  伸ばしたのは疑う余地がない。
  誰もがあの本を最後まで読みとおした
  わけではないかもしれないし、読んだこと
  のすべてを理解したわけでもないだろう。
  それでも読者は少なくとも、私たちの
  存在にかかわるビッグ・クエステョンの
  ひとつと向き合った。そして、私たちは
  科学を使って発見し、理解することの
  できる、合理的な法則に支配された宇宙に
  住んでいるのだということをわかって
  くれたのではないかと思う。」

ホーキング博士は、非常に客観的に
分析していることがよくわかります。

本書は、人類の多くが抱く大きな疑問、
「ビッグ・クエステョン」に対して、
ホーキング博士が語る本です。

これまでの講演・インタビュー・エッセイ
で語ってきたものを、まとめたものです。

本書で語られる、ビッグ・クエステョンは
以下のとおりです。

 1 神は存在するのか?
 2 宇宙はどのように始まったのか?
 3 宇宙には人間のほかにも知的生命は
  存在するのか?
 4 未来を予言することはできるのか?
 5 ブラックホールの内部には何があるのか?
 6 タイムトラベルは可能なのか?
 7 人間は地球で生きていくべきなのか?
 8 宇宙に植民地を建設するべきなのか?
 9 人工知能は人間より賢くなるのか?
 10 より良い未来のために何ができるのか?

人はいつの時代も、ビッグ・クエステョン
に対する答えを求めてきました。

それはホーキング博士にとっても同じです。

本書では、10のビッグ・クエステョンに
対して、宇宙や物理学の知見から
ホーキング博士らしいウィットを交えて、
答えていきます。

例えば、「神」の存在については、
人格を持たない「自然法則」と再定義して、
語っています。

神の存在を考えることは、宇宙の存在や
始まりを考えることと同義なので、
科学者が扱うにふさわしい問題と
ホーキング博士は考えています。

ビッグ・クエステョンは、今まで誰も
解き明かしていない究極の問いです。

もちろん、ホーキング博士も、
これらすべての問に明快な回答や
解決策があるわけではありません。

しかし、私たちが、ビッグ・クエステョン
について考え続けることで、将来的に
答えが見つかることを望んでいます。

  「人はみな、未来に向かってともに
  旅するタイムトラベラーだ。
  私たちが向かう未来を、誰もが行きたい
  と思うような未来にするために、
  力を合わせようではないか。
  勇気を持とう。知りたがりになろう。
  確固たる意思を持とう。
  そして困難を乗り越えて欲しい。
  それは、できることなのだから。」

本書は、未来に生きる私たち人類に向けた
ホーキング博士からのメッセージです。

読めば読むほど、もっとホーキング博士の
話を聞いていたいと思える一冊でした。

この本から何を活かすか?

本書の「はじめに」はイギリスの俳優、
エディ・レッドメインさんが寄稿しています。

レッドメインさんは、2014年に制作された
映画『博士と彼女のセオリー』で、
主役のホーキング博士を演じた俳優さん。

レッドメインさんは、映画の撮影以来、
ホーキング家の人々と親交を深め、
博士の葬儀の際には弔辞も述べたようです。

博士と彼女のセオリー』は、見逃して
いたので、今週末に見てみようと思います。

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| 科学・生活 | 07:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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