2008.06.16 Mon
案本

案本 「ユニーク」な「アイディア」の「提案」のための「脳内経験」
(2008/03/28)
山本 高史 商品詳細を見る
満足度★★★★
「経験」をもとにした、発想術の本です。
目的は、受入れられるユニークな提案をすること。
アイディアのユニーク度は、経験値に比例する。
これを、著者の山本高史さんは、
「経験資本主義」と表現しています。
何をするにも、経験が資本ということです。
それでは、経験の浅い人はどうしたら良いのか?
山本さんの示す答えは、実体験以外の経験を積むこと。
本書は、これを「擬似経験(体験)」と
「脳内経験」と呼びます。
例えば、「本を読む」という行為。
これを山本さんの考える3つの経験に分割すると、
1. 実経験(実体験) : 実際に本を読んだ行為そのもの
2. 擬似経験 : 著者の世界をバーチャルに体現し、感じること
3. 脳内経験 : 読んで感じたことから、更に思考を重ねること
となります。
一般的に考えると、本を読むこと自体が、
経験の少なさを補う行為です。
しかし、それをキッカケに次々と連想し、
「ということは、〜はどうなる?」と思考を重ねることが、
脳内経験であり、経験の浅さをカバーすることになります。
これを意識して行うことが、
つまり脳内経験を増やすことが、
ユニークな提案をするための鍵となります。
そして本書では、脳内経験を効率的に行うために
・脳内アングル
・脳内ツリー
という2つのツールが紹介されています。
独特の語り口と、結論までの道のりがちょっと長いので、
好みの分かれる所かも知れませんが、
そんな回り道も含めて、私は楽しく読むことができました。
この本から何を活かすか? 偶然にも、私は読書メモを
山本さんの紹介する「脳内ツリー」のように、
連想したことも含めて、くもの巣状に書いています。
ただ、そこには複数の視点、
つまり「脳内アングル」の考えはありませんでした。
これを取り入れられるかどうか、チャレンジしてみます。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
| 面白そうな本 | 11:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑








