| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

「残業ゼロ」の人生力

「残業ゼロ」の人生力
「残業ゼロ」の人生力
(2008/08/03)
吉越 浩一郎 商品詳細を見る

満足度★★

吉越浩一郎さんは、人生を3つのフェーズに分けています。

  [学生期] → [仕事期] → [本生期]

3番目も本生(ホンナマ)期とは、リタイヤ後の生活ですが、
「本当の人生、本番の人生、本来歩むべき人生」という意味で、
“余生”と対極にあるという想いで、吉越さんはネーミングしたようです。

充実した本生期を迎えるためには、どのような人生戦略を立てて、
どのような準備をしたらよいのか?

これが、本書のテーマです。

残業をしない、TTP(徹底的にパクる)、デッドラインを設ける・・・

この辺は、前著である「残業ゼロの仕事力」と内容が被りますが、
仕事力が向上すると、人生力の向上につながるというのが、
吉越さんの基本的な考えです。

また、本書では人生全般について語られていますから、
夫婦のあり方や、子育てについての考え方も述べられています。
個人的には、そういった家族に対する接し方が参考になりました。

ただ、仕事期において「1ヶ月以上のバカンスを取ろう」などの主張は、
理想論としては、そうなって欲しいものの、
特殊な環境で仕事をしている人意外は、現実的には難しと感じました。

「バカンスが取れるよう、自分で考えて行動を起こせ」と
一般のサラリーマンの方に言われても、

  ・現在の会社で、バカンスを取れるように働きかける
  ・バカンスの取れる会社に転職する
  ・バカンスを取るために独立する
  ・リタイヤまたはセミリタイヤする

などの選択肢しかなく、仕事期に無理にバカンスを取ろうとするとが、
かえって本生期に悪い影響を与える可能性すらあるような気がします。

吉越さん流の仕事術も、真似るには難しい面があると思いましたが、
吉越さん流の生き方もまた、少しハードルが高いように思えました。

この本から何を活かすか?

  「仕事を辞めても人生が忙しいのは変わらない」

これは吉越さんが、トリンプ香港に勤めていた時代に
ドイツ人上司に聞いた教えのようです。

実際に私も、仕事を辞める前にイメージしていたほど、
時間にゆとりのある毎日を過ごしていないような気がします。

「時間術」や「仕事術」などと無縁の生活というよりも、
むしろサラリーマン時代より、そういったノウハウを
駆使して過ごしている一面さえあります。

それが良いことなのか、どうかの結論は今のところ出ていませんが。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.   

| 心に効く本/成功哲学 | 11:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

人生哲学 阪神タイガース的

[PR by ブログタイムズ]

当記事は、ブログタイムズのPR記事のため、
書籍リンク先がAmazonではなく、
ソニー・マガジンズ オンラインショップになっています。



「あるがままを受入れる」ということは、大切なことです。

それには一種の“悟り”が必要でしょう。

悟りを開くなんて、簡単にできそうもありませんが、
本書では意外な方法が紹介されています。

それは、プロ野球・阪神タイガースのファンになること。

本書の著者、ひろさちやさんは長年、阪神ファンをやってきて、
この悟りの境地に達したといいます。

  「阿呆でなければ阪神ファンをやってられないし、
  阪神ファンをやっていれば、いずれそのうち自分の阿呆さに気づき、
  阿呆さに気づけばやがて『心の平安』が得られます。」

そして、この根拠をソクラテスの「無知の知」に
なぞらえて説明している部分が、なかなか説得力がありました。

最近でこそ、阪神タイガースは強いチームになっていますが、
かつて“ダメ虎”と言われ、期待に応えないことこそが、
タイガース的であると思われた時期もありました。

阪神ファンであることは、どんなに負けても、どんなに裏切られても
不機嫌にならない精神修行を積むことと同じこと。

阪神ファンを宣言することは、まるで結婚の誓いで、
「良いときも悪いときも、富めるときも貧しきときも、
病めるときも健やかなるときも、死がふたりを分かつまで・・・」
と宣言するのに似ている感じさえあります。

本書では、話しの題材こそ阪神タイガースですが、
実際に語られているのは、人生論そのもの。

例えば人間関係でも、人の欠点を欠点としてではなく、
それを個性として受け止めれば、人間関係は改善します。

そんな人生の教えが、本書には散りばめられていました。

ですから、阪神ファン以外の人はもちろん、プロ野球自体に
興味がない人でも、本書に共感できる部分はありそうです。

私には、未完成を未完成のまま楽しむことこそが、
人生を楽しむ秘訣であるという、ひろさちやさんのメッセージが、
深く伝わってきました。

本書の購入は、ソニー・マガジンズ オンラインショップからどうぞ。
リンクはこちら → 人生哲学 阪神タイガース的

| 心に効く本/成功哲学 | 22:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「心の翼」の見つけ方

「心の翼」の見つけ方「心の翼」の見つけ方
(2008/06/06)
浜口 隆則 商品詳細を見る

満足度★★★

人は誰でも多かれ少なかれ、「思い込み」があるものです。

著者の浜口隆則さんも、かつては様々な思い込みがあったようですが、
いろいろな経験や出会いにより、思い込みの壁を突き破ることで、
その後ろに隠れていた、「心の翼」を見つけたそうです。

心の翼を見つけるとは、自分の可能性に気づくこと。

  ゼロの習慣 「何か足さないと成長できない」という思い込みを捨てる
  第1の習慣 「自分にはできない」という思い込みを捨てる
  第2の習慣 「失敗しちゃいけない」という思い込みを捨てる
  第3の習慣 「仕事は嫌なこと」という思い込みを捨てる
  第4の習慣 「運はコントロールできない」という思い込みを捨てる
  第5の習慣 「お金は汚いもの」という思い込みを捨てる
  第6の習慣 「自分らしさは悪いこと」という思い込みを捨てる
  第7の習慣 「成功しないと幸せになれない」という思い込みを捨てる
  第8の習慣 「自分は一人で生きている」という思い込みを捨てる

それぞれの習慣は、ストーリーやエピソードによって語られています。

いろいろな本で紹介されているエレファント・シンドロームの話しが
出た時には、正直、「またか」とも思いましたが、
浜口さん自身の経験をストーリー化するなどして語られている部分も多いので、
読むほどに、言葉の重みが伝わってきました。

「思い込み」の厄介なところは、
自分で思い込んでいると気づかないことでしょう。

私自身は、最初に目次で、ゼロから第8の習慣までを眺めた時、
「自分はそこまで思い込んでいないかな」との考えが頭を過ぎりましたが、
実際は、局所的な部分で、いろいろな思い込みがあることに、
本書を読んで気づくことができました。

この本から何を活かすか?

人の成功度が分かる定規。

  「自分の人生で起こるさまざまなことを、どの程度、
  自分の責任だと考えているか?」

私も、こういった本を読んだ直後は、「すべて自分の責任」と
思い直しますが、時間の経過とともにその心がけを忘れがちです。

いろいろな人に話す機会を増やすことで、
この心がけを、自分が忘れないようにしたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.   

| 心に効く本/成功哲学 | 09:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

成功本はムチャを言う!?

成功本はムチャを言う!? (青春新書INTELLIGENCE (PI-209))
成功本はムチャを言う!? (青春新書INTELLIGENCE (PI-209))
(2008/08/02)
新田 義治 商品詳細を見る

満足度★★★

本書の著者、新田義治さんは、

  「成功本の著者と、それを読む多くの読者の間に
  深くて大きい溝、心理的なギャップがある」

と言います。

本書の目的は、そのギャップを埋めること。

まず、本書の考えは次のような流れです。

  ・成功本を読んでも、95%の人が成功できないのは、
  “実践しない”からでなく、“実践できない”から。
               ↓
  ・実践できないのは、その内容でモチベーションが上がらないから。
               ↓
  ・それは、人によって内発的動機付けが違うから。
               ↓
  ・だから、成功本を自分の個性に合わせて活用をしなければならない。

そこで、本書では成功ノウハウを自分流にアレンジすることが、
成功の秘訣であると説き、まずは自分の「性格傾向」を把握することを
勧めています。

よく考えれば、褒めた方が力を発揮する人もいれば、
中には叱った方が力を発揮する人もいますから、
その人のタイプに合わせてアプローチ方法を変えるという
新田さんの考えも、十分に納得できます。

本書では、大きな括りとして次の4つに性格傾向をタイプ分けしています。

  1. 目標達成的思考(「勇」:行動を重視する人)
  2. 親和的思考(「親」:調和することを重視する人)
  3. 献身的思考(「愛」:愛し愛されることを重視する人)
  4. 評価的思考(「智」:考えることを重視する人)

完全に4つに色分けされる訳ではありませんが、
4つのうちどれに一番の価値基準を置くかを確認して、
目標へのアプローチ方法を変えます。

例えば、私なら1番の思考が強そうなので、
心が燃え上がるような高い目標を見つければよいようです。

本書は、タイトルだけ見ると、成功本を否定しているように
誤解を受けるかもしれませんが、
新田さんは成功本の価値を認めた上で、
本書に、「教科書に対する、教科書ガイド」的役割を担わせています。

この本から何を活かすか?

新田さんの義理のお兄さんの口癖が紹介されていました。

  「自分が一番大事! 自分がいつも幸せでいたい。」

更に、続きます。

  「家内や家族が不幸では自分が幸せでないから、家族を幸せにする。
  家族が幸せでも、親や親戚が不幸では、自分は幸せでないから
  親や親戚も大事にする。
  友だちに不幸な人がいると、自分が幸せでないから・・・・」

ちょっと、ひねた言い方かもしれませんが、
これを読んで、今の私の幸せも、周りの幸せが
あってこそだということを実感しました。感謝。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.   

| 心に効く本/成功哲学 | 11:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「成り上がり」の人間学

「成り上がり」の人間学―逆風をパワーに変える「生き方の流儀」
「成り上がり」の人間学―逆風をパワーに変える「生き方の流儀」
(2008/06/12)
田中 森一 商品詳細を見る

満足度★★★

本書は、著者の田中森一さんが「収監」される
秒読み段階で書かれた本です。

田中さんは、かつて検察のエースとしてその腕を振るい、
退官後、弁護士(いわゆるヤメ検)へ転身して活躍。
徐々に裏社会の大物たちと人脈を築きます。
しかし、2008年に手形詐欺事件で実刑判決が確定しました。

本書は、収監が目前にに迫った田中さんに対し、
元「週刊現代」編集長の元木昌彦さんがインタビューして、
文章に起こしたものです。

元木さんの言葉を借りると、
本書は「田中さんがシャバに残した遺言」です。

内容は、裏社会の大物から学ぶ人生訓といったところでしょうか。

伊藤寿永光さん、許永中さん、宅見勝さん、
高山登久太郎さん、中岡信栄さん、末野謙一さんなど、
いずれも世間を騒がせた大物が登場します。

たとえ裏社会であっても、修羅場をくぐりトップまで
上り詰めた人たちには、突き抜けた能力や人間的魅力があり、
多くの学ぶべき点があることが分かります。

逆に、本書で紹介される大物たちの殆どは、田中さんを含め、
いずれ失脚する運命をたどりますから、
その点も、大切な教訓として本書を読むことができますね。

一般読者とっては、非常に面白い魅力的な本ですが、
内情を暴露されたり批判される検察側からすると、
田中さんを早く収監して黙らせたいと思わせる一冊でしょう。

この本から何を活かすか?

田中さんが凄腕検察官として鳴らした時代に活用した、
「信憑性のある供述書作りのテクニック」が、
ビジネスの現場でも、信用を得るために役に立つようです。

  1. “過去形”で語り、事実としての重みづけをする。
  2. 部分的に詳細に語り臨場感を増し、信憑性を高める。
  3. わざと突っ込まれる箇所を意図的に作っておく。

確かに、使えそうなテクニックですが、
どの程度使うかのサジ加減が重要なポイントでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  

| 心に効く本/成功哲学 | 10:01 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT