2008.10.06 Mon
「残業ゼロ」の人生力

「残業ゼロ」の人生力
(2008/08/03)
吉越 浩一郎 商品詳細を見る
満足度★★
吉越浩一郎さんは、人生を3つのフェーズに分けています。
[学生期] → [仕事期] → [本生期]
3番目も本生(ホンナマ)期とは、リタイヤ後の生活ですが、
「本当の人生、本番の人生、本来歩むべき人生」という意味で、
“余生”と対極にあるという想いで、吉越さんはネーミングしたようです。
充実した本生期を迎えるためには、どのような人生戦略を立てて、
どのような準備をしたらよいのか?
これが、本書のテーマです。
残業をしない、TTP(徹底的にパクる)、デッドラインを設ける・・・
この辺は、前著である「残業ゼロの仕事力」と内容が被りますが、
仕事力が向上すると、人生力の向上につながるというのが、
吉越さんの基本的な考えです。
また、本書では人生全般について語られていますから、
夫婦のあり方や、子育てについての考え方も述べられています。
個人的には、そういった家族に対する接し方が参考になりました。
ただ、仕事期において「1ヶ月以上のバカンスを取ろう」などの主張は、
理想論としては、そうなって欲しいものの、
特殊な環境で仕事をしている人意外は、現実的には難しと感じました。
「バカンスが取れるよう、自分で考えて行動を起こせ」と
一般のサラリーマンの方に言われても、
・現在の会社で、バカンスを取れるように働きかける
・バカンスの取れる会社に転職する
・バカンスを取るために独立する
・リタイヤまたはセミリタイヤする
などの選択肢しかなく、仕事期に無理にバカンスを取ろうとするとが、
かえって本生期に悪い影響を与える可能性すらあるような気がします。
吉越さん流の仕事術も、真似るには難しい面があると思いましたが、
吉越さん流の生き方もまた、少しハードルが高いように思えました。
この本から何を活かすか? 「仕事を辞めても人生が忙しいのは変わらない」
これは吉越さんが、トリンプ香港に勤めていた時代に
ドイツ人上司に聞いた教えのようです。
実際に私も、仕事を辞める前にイメージしていたほど、
時間にゆとりのある毎日を過ごしていないような気がします。
「時間術」や「仕事術」などと無縁の生活というよりも、
むしろサラリーマン時代より、そういったノウハウを
駆使して過ごしている一面さえあります。
それが良いことなのか、どうかの結論は今のところ出ていませんが。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
| 心に効く本/成功哲学 | 11:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑









