活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

顧客満足度No.1のチームマネジメント

2010年09月17日
経営・戦略 2
顧客満足度No.1のチームマネジメント 回転寿司スシロー7つの秘訣
顧客満足度No.1のチームマネジメント 回転寿司スシロー7つの秘訣
(2010/08/17)
永田雅乙 商品詳細を見る
 
満足度★★★
付箋数:16

  「売上の半分をお客様にお返しする」

外食産業では、原価率30%が理想的で、鮮度を求められる
魚介を扱う店でも、40%程度にとどめなければ、
経営が苦しくなるそうです。

しかし、回転寿司業界2位の「吟味スシロー」では、
冒頭のポリシーを貫き、売上の半分をネタに還元する
原価率50%を実現しているそうです。

2010年3月、スシローは顧客満足度調査の外食部門で
1位に選ばれました。

本書は、スシローのフードビジネスコンサルタントを務める
永田雅乙さんが、その強さの秘密を語ります。

なぜ、社長ではなく、外部のコンサルタントが
スシローについて語るのか?

実は、そこにスシロー躍進の秘密が隠されています。

スシローが採用するのは、オープンパートナーシップ。

専門外のことに無理に取り組むのではなく、
社外のエキスパートの力を積極的に活用するのが
スシロー流のチームマネジメントです。

ブグラーマネージメント、ユニゾン・キャピタル、博報堂、
ベクトル、ジェネックス・パートナーズ

これらの会社は、スシローの経営を支える外部の専門家です。

彼らの提言に、素直に耳を傾ける柔軟性、
そして受けた提言に本気で取り組むところがスシローの強さです。

本書を読む限り、社長の豊崎健一さんは、
今でも自ら仕入れを行なう職人気質の方で、
正直に言って、それほど目立つ存在ではありません。

チームの監督である豊崎さんが、スター選手ではないからこそ、
ワンマン経営にならず、外部の力をうまく活用することが
できるのかもしれませんね。

外部スタッフ同士が、スシローの将来について
語り合うことがよくあるそうです。

本書の中では、ちょっと地味な印象の豊崎社長ですが、
その「巻き込み力」は、なかなかなものだと思います。

この本から何を活かすか?

業界1位の「かっぱ寿司」、2位の「スシロー」、3位の「くら寿司」。

私は、どの回転寿司店にも、行ったことがありません。

そう思って、店舗検索してみると、
私の住む北海道には、ほとんど店舗がないことが判明。

唯一、スシローだけが北海道に1店舗ありました。

北海道へは、進出が難しいのか?
地元の回転寿司店の牙城を崩せないのか?
北海道の回転寿司のレベルは全国的に見て
高いのか、低いのか?

今まで、何も考えずに回転寿司店に行っていましたが、
次は、そういう視点でも見てみたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
関連記事

気に入ったらシェア!

ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント2件

コメントはまだありません

タカダヨシヒコ

こんばんは!最近はSNSなんかも発達してきてなおさら顧客志向が大切になってきているように感じます。お寿司とかはちょっと違うかもしれませんがw

2010年09月18日 (土) 04:52

ikadoku

タカダヨシヒコさん

SNSでは、FaceBookがどこまで勢力を拡大するのか、
日本でmixiを超えることができるのかなどの注目点も、
タカダヨシヒコさんが言うように、
顧客志向の勝負なのかもしれませんね。

2010年09月21日 (火) 06:38