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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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脱・社内奴隷

脱・社内奴隷 「伝説の先輩」が教える幸せになるための仕事のルール
脱・社内奴隷 「伝説の先輩」が教える幸せになるための仕事のルール
(2010/08/17)
小林一郎 栢原伸也 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:22

ユナイテッドブックスさんより献本頂きました。ありがとうございます。

本書は、「理想」と「現実」の間で、
うまくバランスをとって、「社内奴隷」にならずに
仕事をするためのヒントが書かれています。

著者の小林一郎さんと栢原伸也さんは、
お2人とも現在は青山学院大学で教鞭をとっていますが、
もともとはビジネスの最前線で活躍した方々。

会社人間にはならず、組織の中でも自分の信じることを貫き
伝説的な実績を残してきたようです。

お二人とも感性が似ているのか、同じトーンで書かれているので、
小林さんの書かれたパートなのか、栢原さんのパートなのか、
ほとんど意識せずに読むことができます。

ビジネスの現場にどっぷりと浸かっていると、
どうしても近視眼的な視点やアドバイスになりがちですし、
逆に現場を知らずに研究の道を究めている方の話は、
現実離れした理論に偏ってしまうこともあります。

その点、小林さんと栢原さんの話は、
現場の裏も表も知りつつ、かつ、一つ高い視点からの
実のあるアドバイスといった感じがします。

サービス業ならなんでも、盲目的にリッツ・カールトンや
ディズニーランドを礼賛し、自社のビジネスモデルを考えずに、
その手法を真似することに違和感を訴えています。

表面的なHow Toを追うことより、仕事をしていく上での
本当に大切なことを淡々と述べていますね。

正直、「社内奴隷」という衝撃的なキーワードは、
本文の中にほとんど出てきませんし、
あまりキャッチーな文章の書き方もしていません。

しかし、お2人の話は、幻想を打ち砕きながらも、
最も現実的で有用なアドバイスと言うことができます。

  「努力して変わるのは、結局のところ自分だけと
  思ったほうがいいでしょう。それでは意味がないと思われる
  かもしれませんが、自分が変われば、
  実は会社や世の中が変わって見えてくるのです。」

本書の「はじめに」と「おわりに」は
こちらのユナイテッド・ブックスのサイトで立読みできます。

この本から何を活かすか?

本書で「テセウスのパラドックス」が紹介されていました。

ギリシャ神話の「テセウスの船」という話で、
船を部分的に何度も何度も修理していく内に、
すべての木材が置き換えられてしまったら、
元と同じテセウスの船と呼べるのかという問題。

これって、福岡伸一さんが言う「動的平衡」ですね。

人間も200日くらいで完全に細胞が
入れ替わるとのことです。

哲学的なことは良く分かりませんが、
200日前の私も、200日後の私も、同じ私ではありませんが、
やはり私であることに間違いはありません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
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