活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

儲かる会社の社長の条件

2007年11月09日
仕事論 0
儲かる会社の社長の条件
儲かる会社の社長の条件
(2007/09/28)
小山 昇/岡本 吏郎 商品詳細を見る

満足度★★★

あなたは、社長のカバン持ちが1ヶ月間できるとしたら、
いくら払いますか

間違えないでくださいね。
もらうのではなく、払うのです

この本の著者、小山昇さんのカバン持ちは、
1ヶ月500万円。
ちなみに1週間コースは150万円とのこと。

本書は、そんなカリスマ経営者として有名な小山さんと、
経営コンサルタントで税理士の岡本吏郎さんの対談本です。

共にベストセラーとなる本も何冊も出してる、個性の強いお二人で、
ビジネスや経営の在り方に対する、強い信念を持った対話が楽しめます。

ただ、編集のためかもしてませんが、
お互いが触発され、どんどん深い部分を引き出しているところまでは、
至っていないような気がしました。

それでも、この対談を読んで、刺激になる部分は多くあり、
特に小山さんの徹底したビジネス・ハックぶりには驚かされます。
まさに、「仕組み作りの鬼」とでも言いましょうか。

例えば、
  ・内定者が辞退しないよう、100人に名刺を配ったら携帯を会社持ちにする
  ・サボる社員を、罠を作ってサボらせて現行犯で指導する
  ・1人平均で年に300時間の社員教育を行い、状況を賞与に反映させる

なかなか、ここまでやる会社はないでしょう。

「まえがき」に書かれていますが、本書は社長のためだけの本ではなく、
一般のビジネスマンが読んでも、充分に役に立つでしょう。

 この本から何を活かすか?

我が家では過去の小山さんと岡本さんの著作から、
いくつか取り入れて実施していることがあります。

 ・朝30分の掃除から儲かる会社に変わる(小山さん)
   →毎朝、家族全員で掃除タイムを10分間とっています。

 ・お金の現実(岡本さん)
   →岡本さんの家をマネて、子供のおこずかいの1割を、
    強制貯金させる「バルタン星人貯金」を実施しています。

これらは続けているうちに、なんとなく形式的な儀式になりつつありましたが、
この本を読んで、本来の意義が再確認できました。

May the reading be with you!  
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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    2007.11.14 (Wed) 09:14 | 独立起業家ネットビジネスブログ:実践起業!成功への道。blogで人脈は作れるか?
  •  ⇒『儲かる会社の社長の条件』小山昇/岡本吏郎(著)    http://www.bizpnet.com/book/2007/10/moukaru.html --------------------...

    2007.11.14 (Wed) 10:27 | ビジネス書の書評・ビジネス誌・ビジネステレビ ビジネスメルマガブログ:知識をチカラに!
  • 「儲かる会社の社長の条件」 小山昇/岡本吏郎・著、アスコム・発行、2007年10月10日。 p.13 今の世の中は、「効率の良いことがベストだ」といった間違った思想に染まっています。効率を良くすれば儲かり、成功し、事業が軌道に乗ると思っている人が驚くほど多いのです

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