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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

2010年07月20日
ビジネス一般・ストーリー 0
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
(2009/12/04)
岩崎 夏海 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:11

ある日、知り合いの方から、
書店カバーをつけたままの本を、こっそり渡されました。

  「家族の前や、人前ではカバーを外さないほうがいいよ」

そんな忠告とともに受け取ったのが本書。
ベストセラーとなっている、岩崎夏海さんの「もしドラ」です。

私もAmazonにアクセスするたびに、本書の書影を
目にしていましたが、あまりに萌え系の表紙のために
何度となくスルーしていました。

せっかく人目を忍んでまで、本書を渡していただいたので、
私も早速読んでみました。

  主人公は、川島みなみ。高校2年生。

  彼女が通うのは、進学校だがスポーツはさっぱりな
  「東京都立程久保高校」という普通の公立校。

  この高校の野球部女子マネージャーになったみなみが、
  ドラッカーさんの「マネジメント」を読み、
  野球部をマネジメントして、甲子園を目指すという物語。

さすがのドラッカーさんも、このような形で
自分の著書が利用されるとは想像しなかったでしょうね。

しかし、ただ読んだだけで終わらせない姿勢には、
ドラッカーさんも喜んでくれるはずです。

岩崎さんには失礼ですが、
正直、予想していたより面白かった。

もちろん女子高生×ドラッカーさんという
ミスマッチな意外性が、企画として受けていることは
間違いありません。

しかし、それでけではなく、
経営の現場とはあまり関係ないように思える高校の野球部で
マネジメントの考えを取り入れる姿勢には、
見習うべきところがありました。

本の価値は、読んだ人が、どのように解釈し、
どういった行動に移すかで変わるという、まさにお手本。

私も読んだ本を、もっといろいろな場面で
活かす可能性があることを、本書によって知ることができました。

この本から何を活かすか?

日本のビジネス書が、英訳されて世界で出版される例は
あまり数多くないように思えます。

大前研一さんのように、英語で書いた本を、後から日本語訳にして
出版する例もありますが、それは稀なケースです。

素晴らしいオリジナルな内容でなければ、
ビジネス書は、世界で売れないのか?

確かに、欧米の出版業界の審査基準は非常に高いようですが、
本書のように、優れたオリジナルを加工して、
2次製品をつくることで、コンテンツを世界に向けて
発信するという路線は考えてみてもいいかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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