活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

まだ科学で解けない13の謎

まだ科学で解けない13の謎
まだ科学で解けない13の謎
(2010/04/22)
マイケル・ブルックス 商品詳細を見る
 
満足度★★★

  「あなたは自由意志がないと言われたら、
  たいていの人はむきになって、
  そんなことはないと反論するはずだ。」

どうやら、現代脳科学では、自由意志の存在を
否定する証拠があるようです。

著者のマイケル・ブルックスさんは
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの実験室で
操り人形のごとく、自分の手の指が他人の操作によって
動かされる実験に参加しました。

  「わたしたちは脳によって動かされる機械なのだ。
  わたしたちが自由意志だと思っているものを、
  じつはわたしたちは持っていない。」

自由意志があると思い込むとは好都合で、
わたしたちが、複雑な環境に対処するのを助けてくれます。

実際のところ、あると思われている自由意志が
存在しない証拠はいくつかあるものの、
現時点で「ない」と完全に言い切ることもできないようです。

本書は、このような科学の変則事象(アノマリー)を
集めたレポートです。

「すでにわかったこと」ではなく、
「まだわからないこと」に注目します。

科学ジャーナリストで、量子物理学で博士号を持つ
ブルックスさんが体当たり取材をすることによって、
「わからないこと」の本質に迫ります。

レポートされる謎は、次の13項目。

暗黒物質、パイオニア変則事象、物理定数の不定、常温核融合、
生命とは何か?、火星の生命探査実験、“ワオ!”信号、巨大ウィルス、
死、セックス、自由意志、プラシーボ効果、ホメオパシー

それでは、なぜ、行き詰まり状態の
「わからないこと」に注目する必要があるのか?

それは、科学において手詰まりの状態の時は、
大躍進の前触れであることが多いから。

  「破局のあとには、ほどなくパラダイム・シフトが起こり、
  誰もが、画期的に新しい世界観を手に入れる。」

相対性理論、量子論、プレート構造論なども、
この過程をたどったそうです。

来るべき科学のパラダイム・シフトに向けて、
革命の種子を「わからないこと」の中に
見つけようとするのが本書の目的です。

この本から何を活かすか?

少し前からtwitterで、オバマ大統領のフォローを始めました。

それで感じたのが、twitterの文章量なら、
英文であっても、あまり読むのが苦にならないということ。

英語のブログだと、さあ読むぞと構える必要があったので、
ちょっとしたハードルがありましたが、
その点、twitterなら気軽に読み流せる感じです。

本書の著者のブルックスさんもtwitterでつぶやいています。

ブルックスさんを含め、もう少し外国人で
フォローする人を増やすのも面白いかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 科学・生活 | 06:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/902-c210e630

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT