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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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20歳のときに知っておきたかったこと

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
(2010/03/10)
ティナ・シーリグ 商品詳細を見る

満足度★★★★

決まりきった枠から、はみ出すための本。

著者のティナ・シーリングさんは、息子さんが社会に出た時に
知っておいて欲しいことをリスト化していたそうです。

そのリストの教訓をヒントに、スタンフォード大学の
企業リーダーシップ・プログラムでシーリングさんが行なった講演が、
「わたしが20歳のときに知っておきたかったこと」でした。

本書は、その講演を元に、スタンフォード大学で行なわれた
演習の実例と、シーリングさんが得た人生訓がまとめられています。

最初に登場するのが、シーリングさんが授業の中で実際に出した
「手元の5ドルを2時間でできるだけ増やしなさい」という課題。

このシンプルですが、難しい課題で
最高650ドルを稼いだチームがあったそうです。

この課題には、3つの「壁」があると思います。

1つ目は、思考の壁。

常識やルールに縛られずに発想すること。

実際に多くのお金を稼ぎ出したチームのほとんどが、
「5ドル」という枠を外し、「元金なしでお金を稼ぐには?」
と問題を捉え直してお金を増やしていたようです。

2つ目は、行動の壁。

思いついたアイディアを実際に行い、本当に金を稼ぐこと。

私は1つ目より、2つ目の方が遥かに高い壁だと思います。

実際に、私たちが「500円を2時間でできるだけ増やして」
という課題が出されると、ブレインストーミングでは、
面白い発想はいくつか出ると思いますが、実際にやるとなると、
腰が引けてしまうことも多いのではないでしょうか。

「考える」ことと、「実際にやる」ことの間には、
天と地ほどの差があります。

そして更に高い壁が3つ目。起業の壁。

本書の中では、「~しなさい」という課題が与えられ、
学生の立場では、実行することに強制力が働きますが、
真の起業家精神とは、与えられない課題を自ら見つけ、
その解決に向かって行動を起こすことだと思います。

本書を読むと、常識にとらわれない新しい発想で
モノゴトを捉えるヒントが与えら、視野が広がります。

日常の中にはチャンスが無限にあることもわかるでしょう。

つまり、1つ目の「壁」を越える手助けになります。

ただし、本書を読むだけで、より高い2つ目、3つ目の「壁」を
超えられる保証はありません。

2つ目、3つ目の「壁」を超えられるかどうかは、
読む人次第ということです。

この本から何を活かすか?

自分の子どもの将来のために、
メッセージを残すのは素敵なことです。

私は、ジム・ロジャーズさんの
人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉」を
読んだ時も、いいなと思いましたが、
いざ書こうとすると、あまり言葉が出てきませんでした。

ここは、シーリングさんのアイディアを拝借して、
まず、PCのデスクトップにリストを置いておき、
思いついたらリストに加える方法を採用したいと思います。

ということで、Googleガジェットのスクラッチパッドを
このリスト専用のために、もう1つ追加しました。

まずは、読んで欲しい本のリストでも書いていきます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 08:27 | comments:2 | trackbacks:2 | TOP↑

COMMENT

いつも楽しく読ませて頂いています。
ありがとうございます。
(お陰様で本代がかさんでかさんで・・・)

子供の将来のためにメッセージを残す、ほんとに素敵ですね。
私も真似してみます!

| yamates | 2010/06/10 12:20 | URL |

yamatesさん

子どものためのメッセージも、
思いついた時にメモだけはできる環境を作って、
気張らずに、なにか残していけたらなと思います。

yamatesさんも、ぜひやってみてください。

| ikadoku | 2010/06/14 11:55 | URL |















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| 知的好奇心をもって人生に最強フラグを立てるためのブログ | 2010/06/18 23:37 |

■書評■ 20歳のときに知っておきたかったこと

この記事をtwitterへRTする 本書はスタンフォード大学で行なわれた起業家育成プログラムの講義内容をまとめたものであるとのことだが、こういう本を読むと「アメリカの大学はいい授業があるなあ」などと羨ましく思ってしまう。 まあ、僕が知らないだけで日本の大学でも

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