活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

運の管理学

2010年04月19日
成功哲学 2
運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式 (講談社BIZ)
運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式 (講談社BIZ)
(2010/02/04)
松永 修岳 商品詳細を見る

満足度★★

  「それまで風水は、何となく迷信みたいなものだと
  思っていましたが、心理学的にも明快に説明されたので、
  とても納得できました。」

こう語るのは、本書の推薦のことばを書いた本田健さん。
私は、この本田さんのことばで、本書を読むことにしました。

本書は前半が、松永修岳さんが提唱する
「ラックマネージメント」の話し。後半は「風水」の話しです。

ラックマネージメントとは、松永さんが体系化した
「運」よ良くするための技法。

  「あなたは“運はマネージメントできる”と聞いただけで、
  “そんなバカな”と思うのではないでしょうか。
  しかし、“運”はたしかにセルフ・マネージメントできるのです。」

この方法は、中国の古典が教える「幸福な成功者」になる
5つの要素に基づいているとのことです。

また、松永さんは「風水」は、環境を整えることで、
脳を整える環境科学と捉え、「風水環境科学」と呼んでいます。

私は、風水に関して知識も興味もほとんどなく、
環境を変えれば、何かしらの影響は出るんだろうな
という程度の認識です。

ただ、これに「科学」と付くと、
逆に胡散臭くなるような印象を受けますね。

実際のところ、松永さんが本書で説明する内容については、
納得できる部分も多くあります。
やってみようと思うこともありました。

また、スポーツや勉強、あるいはビジネスに関しても、
実力以外の「運」が結果を大きく左右することはよくありますし、
良い運を引き寄せやすい行動習慣や環境作りが
必要であることも、よく分かります。

ですから、本書で説明されていることを、
松永さんが経験から得た知恵や見地として聞く分には
なにも問題ありません。

しかし、「科学的な・・・」と聞くと
急に違和感を覚えてしまいます。

松永さんは、「現代の空海」とも呼ばれるそうですから、
科学として語るよりも、説法として語るほうが
良いような気がします。

この本から何を活かすか?

松永さんのプロフィールを拝見すると、
2006年11月に「日本建築医学協会」を設立し、同理事長を務める
とあります。

なにか「日本建築医学協会」というのも、
私の勝手な印象ですが、「風水環境科学」に負けず劣らず、
どこか怪しさを感じてしまいますね。

更に、風水環境科学研究所、国際風水科学協会と、
言葉を足せば足すほど、胡散臭さが増す気がします。

どうやら、科学からイメージの遠いものに、
あえて科学的な言葉を足すと、疑似科学的なニュアンスを醸し出し、
怪しさを倍増させる効果があるのかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

気に入ったらシェア!

ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント2件

コメントはまだありません

鍋島

本田さんの力

>私は、この本田さんのことばで、本書を読むことにしました。

本田健さんの影響力はすごいですね。

私は普通なら読まないバシャール本の
『未来は、かえられる!』を読んでしまいました。
当たりでした。

2010年04月19日 (月) 06:48

ikadoku

鍋島さん

私もバーシャルさんの本は、
2週間後ぐらいに読む予定です。

当たりなんですね。良かった。

2010年04月21日 (水) 06:37