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ビジネスモデルを見える化する ピクト図解

ビジネスモデルを見える化する ピクト図解
ビジネスモデルを見える化する ピクト図解
(2010/02/19)
板橋 悟 商品詳細を見る

満足度★★★★

まずは、本書に載っていた「ビジネス想像力クイズ」です。

  次のうち、儲けるしくみが同じ商品はどれでしょうか?

    1.デジタルカメラ
    2.電動歯ブラシ
    3.ヘアドライヤー
    4.インクジェットプリンタ
    5.ヘルスメーター
    6.パソコン

儲けるしくみ=ビジネスモデルで分類します。

私もそうでしたが、使っていて実感する部分もありますから、
このクイズ自体は簡単に答えが分かる人も多いはずです。

大切なことは、問題を与えられて初めて考えるのではなく、
普段から自分でビジネスモデルを見抜こうと意識すること。

著者の板橋悟さんは言います。

  「(必要なスキルは)決算書の読み方よりも、
  まず身につけるべきはビジネス構造の見抜き方」

それでは、どのようにしたら、
ビジネスモデルを見抜くスキルが身につくのか?

その答えが、本書で解説される「ピクト図解」です。

ピクト図解とは、ビジネスモデルを可視化するための、
ビジュアル・シンキングのツールです。

ちなみにピクトとは、シンプルな絵文字を意味する
ピクトグラムの略。

他のビジュアル思考ツールや図解法と比べ、
ピクト図解は極めてシンプルです。

使う絵文字もたった5種類だけ。

図解が苦手な人は、何をどう図にすれば分からなかったり、
そもそも図を描くこと自体にストレスを感じる面がありますが、
ピクト図解は、いままで挫折した人でもきっと大丈夫です。

図を描く目的が、儲けるしくみを解き明かすことに
特化されていますから、テーマで迷うことはありません。

また、使う記号も絵が上手い下手の差が出るものや、
センスを問われるもないので、ストレスは感じないはずです。

どんなことでも図解しようとせず、
ビジネスモデルの可視化だけに割り切ったことが、
ピクト図解の実用性を高めているように思われます。

本書では、パート1で、ピクト図解の基本的な使い方、
パート2で、アイディアを発想する応用的な使い方が
解説されています。

私は未読ですが、板橋さんの著書で、
新聞記事を使った図解トレーニングをテーマにした、
「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力
も好評のようですね。

※ 冒頭の「ビジネス想像力クイズ」の答え
   2と4が「消耗品」で儲けるビジネスタイプで同類。
   他は「売切り」モデルです。

この本から何を活かすか?

実際に、ピクト図解を使ってみました。

板橋さんが解説するように、図を描くこと自体は
本当に簡単で、レントゲン写真を撮るかのように、
ビジネスモデルを見える化できました。

ただし、私が図を描いた限りでは、
未知のことを解き明かすというより、
もともと知っていることを図化してスッキリさせ、
他の人と共有できる状態にできたという印象です。

私にとっては、ある会社の儲けのしくみを考えた時に、
本書で示されていた代表的なビジネスモデル8パターンが
図とともにすぐにイメージできるようになったのが、
一番の収穫でした。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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