活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

超カンタン アメリカ最強のFX理論

2010年03月27日
トレード 2

超カンタン アメリカ最強のFX理論
超カンタン アメリカ最強のFX理論
(2009/12/19)
ロブ・ブッカー&ブラッドリー・フリード 商品詳細を見る

満足度★★★

私はトレードの本を読むとき、注目する点が3つあります。

1つ目は、資金管理の重要性が強調されているか。
2つ目は、ストップを置くことをルール化しているか。
3つ目は、バックテストを行なうことを必須としているか。

この3つの視点において、ファンキーな表紙に反して、
本書は信頼できるトレード指南本と言えます。

著者はFXコーチを生業とするロブ・ブッカーさんと、
その弟子のブラッドリー・フリードさん。

本書で挙げられているいくつかのポイントを見ると、
次のようになります。

  <最初に知ってほしい4か条>
    ・手法を容易に乗り換えないこと
    ・目先の損失にとらわれない
    ・トレード数量を減らす
    ・バックテストを繰り返す

  <トレードで勝つための4要素>
    ・マネーマネジメント(資金管理)
    ・トレードジャーナル(日々のトレード日誌)
    ・バックテスト
    ・テクニカルシステム(いわゆる手法のこと)

  <FXで成功するための3つの条件>
    ・トレーダーに必要なのはバックテストの習慣である
    ・トレーダーはリスクマネジメントについて理解する必要がある
    ・トレーダーは根拠のある自信と確信が必要である

いずれの項目にも「バックテスト」は入っていて、
ブッカーさんも「僕の本当の仕事はバックテスターなんだよ」
と言っているぐらい、検証することの重要性を訴えています。

  「リアルトレードの前に1000回のバックテストを!」
  「さらにライブ口座の前にデモ口座で資金を2倍に」

また、本書で紹介されている取引手法は、
2trendy、NYボックス、アリゾナルールの3つ。

これらは、本書のタイトルになっている通り、
非常にシンプルな手法で、使うインディケーターも
移動平均とMACD、スローストキャスぐらいです。

最初の2つの手法については、ZAi ONLINEでの
ブッカーさんのインタビュー記事でも紹介されていますから
興味のある方は、そちらをごらんください

いずれにせよ、これらの手法が有効かどうかは、
バックテストで検証する必要があるということです。

参考までに、ブッカーさんが使用する
バックテスト用のソフトは「Forex Tester」です。

この本から何を活かすか?

「今日の予定は何だっけ?」と思った時に、
「あ~今日は、FOMC政策金利と声明発表の日だったな!」と
トレードのことしか思い浮かばず、
生活がトレードだけになってしまうことに、
ブッカーさんは警鐘を鳴らしています。

私も一時期、トレード一色になっていたことがあり、
今考えるとあまり健全な精神状態ではなかったように思えます。

バックテストを徹底することも大事ですが、
没頭し過ぎて、現実世界を見失わないように注意したいものです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント2件

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yama

参考になる書評ありがとうございます。
毎日参考にしています。
 ikadokuさんは、セミリタイアされて投資で生計を立てられているように思いますが(勝手な想像ですいません)、そうであれば、まさに私が目指している理想の生活です。私も投資と読書をすることが非常に楽しいです。残念ながら投資の成績が芳しくなく、それで生計を立てる事はできませんが、ikadokuさんを目指して頑張ります(間違った想像だったらごめんなさい)。
 これからも書評を楽しみにしています。では。
 

2010年03月28日 (日) 06:28

ikadoku

yamaさん

コメントいただきましてありがとうございます。

投資に関しては、夫婦で手分けしてかなりの時間を
研究に費やしましたが、いま冷静に考えると、
単にタイミングがよく資産が増えたとも考えられます。

これからもお互い、手を抜かず研究・検証を続けましょう。

2010年03月31日 (水) 06:47