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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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創るセンス 工作の思考

創るセンス 工作の思考 (集英社新書 531C)
創るセンス 工作の思考 (集英社新書 531C)
(2010/02/17)
森 博嗣 商品詳細を見る

満足度★★★

小説家・森博嗣さんは、2009年の夏に「今書いた方が良い」と
急に思い立って、2冊の本を書き上げたそうです。

1冊は、「自由論」をテーマにした「自由をつくる自在に生きる」。

もう1冊が、「工作論」をテーマにした本書です。

小説とは異なり、それぞれ1週間での短期集中執筆だったようで、
この2冊は、長い間に森さんの中に溜まっていた想いを、
一気に吐き出した本ということができます。

  「工作の第一法則 : 予期せぬことは必ず起こる」

だから何をするに当たっても、「うまくいかないことを前提に計画する」
というのが、本書の一つののテーマですが、
森さんが本当に言いたいのは、「とにかく作りなさい」ということ。

とかく大人は、子どもにもの作りを教えようとしたり、
どうすれば作ることが好きな子どもに育てられるか?
という視点で考えがちですが、子どもの問題ではありません。

大切なのは、大人自身がもの作りを楽しむこと。

いまの時代、あまりにも生活が便利になり、
モノが壊れても、気軽に買い換えたり、
修理する場合でも、簡単にユニット交換だけで終わってしまいます。

せいぜい考えるのは、使えなくなった製品の処分方法ぐらいで、
分解してパーツを再利用することもほとんどありません。

欲しいものは、「既製品を買う」ことが当たり前で、
自分で作るという発想自体がないのかもしれません。

以上は、本書を読んだ私自身の「反省」です。

子どもの頃を思い出してみると、
私の小学校入学前の一番の楽しみは、
NHK教育テレビ「できるかな」のノッポさんをまねて
ダンボール工作をすることでした。

小学校低学年では、毎日プラモデル作りに没頭し、
3・4年生の時はモーターを使った工作をよくやっていました。

しかし、高学年になるにつれ、ほとんど工作をしなくなりました。

もちろん、成長するにつれ興味が広がり、
工作以外のいろいろなことを吸収したはずですが、
本書を読むと、モノを作らなくなって、
失ったものも大きかったのではと考えさせられました。

昔と違い、せっかくホームセンターで、
工具やパーツが手軽に入手できる時代になったのですから、
私も生活の中で、自分で作ることを増やしたいと思います。

この本から何を活かすか?

森さんからの問題です。

森さんは、息子さんが小学生の時に
「自動販売機のおもちゃ」を一緒に作ったそうです。

材料は、空き箱、ダンボール、紙、接着剤、輪ゴム。
モーターや電気は使いません。
入れる缶ジュースも自作で、コインだけは本物を使います。

この条件で、コインを入れると缶ジュースが1本ずつ出る
動作を繰り返す機構を想像できますか?

森さんからのヒントは、このおもちゃの難しい部分は、
コインの検地と、ジュースを1本ずつ出して、
それを再現する仕組みとのこと。

私は、パッとひらめきませんが、考えてみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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