2007.08.14 Tue
コピー用紙の裏は使うな!

コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実
村井 哲之 (2007/03)
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満足度★★★
強い組織とは、いかなる組織をいうのか?
本書の著者が考える、強い組織とは
「経営」と「現場」のすき間が少ない組織です。
そして、それを実現するのが、
本書の提案する、「正しい志のあるコスト削減」です。
タイトルにもなっている、コピー用紙の裏を使うなど、
小手先だけで、現場が疲弊するような経費削減を否定し、
現場が活性化される、真のコスト削減を目指します。
その大まかな手順は、次のようになります。
1.現場に対して、経営やコストを見える化する
2.現場にやり方・目標・期限を徹底して任せる
3.現場にデータを提供し、効果の検証を繰り返す
4.評価の基準を明確にし、その成果を評価する
5.現場を成果配分の対象とする
これが実現すると、
正しいコスト削減に取り組む→従業員がヤル気になる
→売上が上がる→組織が強くなる→地球環境がよくなる
という“善の循環”が実現すると、説明されています。
それでは、本書が提示する最も効果的な
コスト削減をする方法とは、どんなものか?
それは、「そもそも」を問うこと。
つまり、大元となっている「契約(書)」の条件を
徹底的に見直し、交渉して条件変更する。
本書では、電気代、ガス代、下水道代などの
契約変更に必要な知識を、
「ザクザク減らせる!価値ある契約&交渉ナレッジ」
として、詳しく説明しています。
コスト削減に疲れている、会社や経営者の方には、
是非、一読していただきたい本でした。
この本から何を活かすか?
「少数相見積もり安心シンドローム」
これは本書が、相見積もりにさえなっていれば、
意外と少ない見積もりでも、満足してしまう企業のことを
指摘した言葉です。
これは、企業はもちろんのこと、
個人でも言えることではないでしょうか?
身近な例では、友人A、友人B、私の3名は、
今年、ほぼ同じような時期に、自宅をリフォームしました。
(もちろんリフォーム内容や規模は違います)
後から話を聞くと、
友人Aは、1社から見積もりを取り、発注したようです。
友人Bは、2社から見積もりを取り、価格交渉してから発注したようです。
私は、8社から見積もりを取り、価格交渉してから発注しました。
ちなみに、この中で一番規模の小さいのは、
私のところのリフォームです。
こんな所でも、かなり違いが出るものですね。
May the reading be with you!
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