活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

伝説のトレーダー集団 タートル流 投資の黄金律

伝説のトレーダー集団 タートル流 投資の黄金律
伝説のトレーダー集団 タートル流 投資の黄金律
(2009/11/19)
カーティス・フェイス 商品詳細を見る

満足度★★★★

大いなる不確実性の時代。

日々、リスクと向き合う必要があるのは
何もトレーダーに限ったことではありません。

私たちは、ビジネスではもちろん、普段の生活においても、
不確実な状況下で、判断を下さなければならない場面に
しばしば遭遇します。

そんな時、リスクと向き合わず、決断を先延ばししてしまうと
かえって問題を大きくしてしまいます。

本書は、リスクと効果的に向き合うための本。

著者のカーティス・フェイスさんは、
1980年代に活躍した伝説のトレーダー集団「タートルズ」に
19歳で選抜され、3000万ドルを超える利益を挙げた方。
(もう少し詳しいプロフィールは過去記事参照)

そこで学んだリスク管理は、次の7つのルールに集約されます。

  1. 恐怖を克服せよ
  2. 柔軟でありつづけよ
  3. 筋の通ったリスクを取れ
  4. はずれに備えよ
  5. 積極的に現実をもとめよ
  6. 変化にすばやく対応せよ
  7. 結果でなく決断に集中せよ

本書は、トレーディングのノウハウ本ではありません。

フェイスさんがトレードを通じて会得したリスク管理の手法を、
ビジネスや他の分野で幅広く活用することが目的です。

先の見えない不透明な時代を生きる私たちには、
リスクを理解し、管理する術を身につけることは必須。

  「リスクはこちらから取りにいかなくてはならない。

  (中略)リスクを自分の人生に取り込み、それが身に降りかかった
  制御不能のできごとではなくて、むしろみずから意図した行動に
  なるように仕向けることだ。」

一つの分野で秀でた結果を残した方のアドバイスは
他の分野でも活かせるものです。
本書はまさにその典型。

さすがに、本書を純粋なトレードの本と考えると
2007年のBEST・トレード本である前著には敵いません。

以下、タイプ別のオススメ。

・トレードをする人向け
  → 前著 「伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術
・トレードをしない人向け
  → 本書 「伝説のトレーダー集団 タートル流 投資の黄金律

 この本から何を活かすか?

筋の通ったリスクでの取引とは何か?

フェイスさんは、次の2つの要件を同時に
満たすものと定義しています。

  条件1. 適切なエクスポージャー(価格変動リスクにさらす資産割合)
  条件2. 正の期待値をもつエッジ(優位性)

例えば、ローンを組んで家を買うこと(条件1に反する)も、
宝くじを買うこと(条件2に反する)も、
筋の通ったリスクでの取引ではないというのが、
これを読んだ私の個人的解釈です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 読書法・速読術 | 12:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/753-4ced23a1

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT