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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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眠れなくなる宇宙のはなし

眠れなくなる宇宙のはなし
眠れなくなる宇宙のはなし
(2008/06/21)
佐藤勝彦 商品詳細を見る

満足度★★★★

  「誰にでも、眠れない夜ってありますよね。
  そんな夜には、宇宙のことを考えてみるのもいいかもしれません。」

こう語るのは、佐藤勝彦さん

インフレーション宇宙論の提唱者として、
ノーベル賞との呼び声も高い方です。

本書は、そんな宇宙物理学の世界的権威である
佐藤さんが書いた、一般向けの宇宙の本です。

一晩で1章ずつ語る形式で書かれ、宇宙観の変遷から、
最新の宇宙理論までを分かりやすく解説しています。

  第1夜 ひとはなぜ宇宙を想うのか
  第2夜 神の手による宇宙の創造
  第3夜 合理的な宇宙観の誕生
  第4夜 天動説から地動説への大転換
  第5夜 広大な銀河宇宙の世界へ
  第6夜 ビッグバン宇宙論
  第7夜 新たな謎と革新的宇宙モデル

有名なところではコペルニクス、ガリレオ、ニュートン、
アインシュタイン、ホーキング(以上、敬称略)などの
人間味溢れるエピソードも紹介され、
宇宙が身近な存在として感じられ、興味深く読むことができます。

また、一見難しそうな最新の宇宙理論も、
長崎訓子さんの味わい深いイラストの助けも合って、
わかりやすくイメージすることができます。

宇宙について想いを馳せても、それって役に立つの?
そんな野暮なことは言いっこなし。

アインシュタインのような偉大な科学者でも
自分の「思い込み」によって大失態を演じました。

宇宙が自分の役に立たないと思う方は、
一度自分の価値観や基準を疑ってみたほうがいいかもしれないと
佐藤さんは説明しています。

本当に寝る前に本書を読むと、ロマンと好奇心が掻き立てられ、
逆に寝れなくなる方もいるかもしれませんが、
宇宙のことを考えながら眠りに就くって、素敵なことですね。

昔、大前研一さんが世界のことを考え、
地球儀を抱えたまま寝てしまったことがあるという
エピソードを披露していましたが、
宇宙のことを考えるほうが、もっとスケールの大きな夢が
見れるかもしれません。

  「今宵、あなたも宇宙について考えてみませんか?」

 この本から何を活かすか?

北極星って、何という星か知っていますか?

現在は、こぐま座のアルファ星です。

ポイントは「現在は」というところ。

北極星は、方位を知る手がかりとして使われてきましたが、
地球の年差運動(自転軸の首振り運動)によって、
長い年月のうちに、天の北極はズレてしまうようです。

つまり、年数が経つと違う星が北極星になってしまう。

今から約7000年後には、はくちょう座の一等星デネブ、
約1万2000年後には、こと座の一等星ベガが北極星になるそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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| 科学・生活 | 06:21 | comments:3 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

苫米地英人の『苫米地英人、宇宙を語る』を読んでガックリきた人にもよさそうですね。

| なべ | 2010/01/07 06:52 | URL |

なべさん

私は最近、苫米地さんの本を読まなくなりました。

なべさんに書いていただいた「苫米地英人、宇宙を語る」
も読んでいません。

しかし、過去の苫米地さんの著作から考えると、
「眠れなくなる宇宙のはなし」の方が
本当の宇宙を語るという意味では、
オススメできると思います。

| ikadoku | 2010/01/08 06:30 | URL |

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| | 2010/09/04 15:14 | |















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