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アリ地獄先生の「売らないのに売れる」秘密の授業

アリ地獄先生の「売らないのに売れる」秘密の授業
アリ地獄先生の「売らないのに売れる」秘密の授業
(2009/10/09)
佐藤 昌弘 商品詳細を見る

満足度★★★

「お客さまを集める方法」を、子どもにも大人にも分かるように、
“たとえ話”にしたマーケティング本。

アニマル学校の特別授業で、4匹の個性的な生き物が、
エサの捕り方について教鞭をとります。

  虫や動物は、生き残るために、エサを探し、捕まえ、食べる。
  ビジネスは、生き残るために、顧客を探し、セールスし、売る。

生き物にとって、捕食できないことは死を意味するように、
ビジネスでも、マーケティングでの失敗は同じ事を意味します。

例えば、本書のタイトルにもなっているアリ地獄先生は
生徒たちに聞きます。

もし、作った巣にアリが落ちてこなかったどうするか?

普通の生き物なら、巣を移動させますが、
アリ地獄は飢えて死ぬだけ。

だからこそ、アリ地獄は死を覚悟して巣を作る場所を選ぶ。

つまり、マーケティングとしては、
立地がすべてに優先することを教えます。

アニマル学校の授業内容は、以下の通りです。

1時間目 アリ地獄先生が教える「立地の極意」
2時間目 チョウチンアンコウ先生が教える「オファーの魅力」
3時間目 コウモリ先生が教える「リサーチ力」
4時間目 コバンザメ先生が教える「共生の選定眼」

著者の佐藤昌弘さんは、ライオン校長先生として登場し、
各授業の合間で解説を入れています。

マーケティングを動物の捕食行動に喩えるのは
なかなか面白いアイディアですね。

だからといって、ストーリーで内容を染み込ませる本とは異なり、
分かりやすく伝わったかというと、ちょっと微妙な感じがしますが。

  「人間の進化なんて、4匹の動物の進化の歴史から比べたら、
  まだまだ比較にならないくらいひよっこ同然なのです。」

佐藤さんは、だから動物たちから学ぶべき点は多いと説明します。

しかし、本書の内容は動物の行動を見て発見したことではなく、
最初から佐藤さんの中にあった教えたい内容を
捕食行動になぞらえて解説しているだけなので、
動物から学ぶべき点があると表現するのは、少し違う気がします。


内容は、佐藤さんが1000社以上のコンサルティングを
してきたノウハウを詰め込んだマーケティング本ですから、
あまり細かい点は気にせず、読んだほうがいいかも知れませんね。

 この本から何を活かすか?

ビジネス書コーナーに、「アリ地獄」という
タイトルの本があれば、けっこう目を引きます。

これもまた、「言葉の魔術師」と言われる
佐藤さんのウマさなのでしょう。

ただ、個人的にはアリ地獄(ウスバカゲロウ)の
生態のほうに興味が行ってしまいました。

きっと、ウチの子もウスバカゲロウについては
ほとんど知らないはず。

今日は、子どもと一緒に、ウスバカゲロウについて
調べてみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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| マーケティング・営業 | 08:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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