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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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サラリーマンのためのお金サバイバル術

サラリーマンのためのお金サバイバル術 家・車・保険、「人並み」な買い物が破滅を招く (朝日新書)
サラリーマンのためのお金サバイバル術 家・車・保険、「人並み」な買い物が破滅を招く (朝日新書)
(2009/11/13)
岡本 吏郎 商品詳細を見る

満足度★★★

  現在、自己啓発系のセミナーがサラリーマンの間で大流行だそうです。
  (中略)参加しても何の能力もつかない。むしろ、病的な躁状態に
  なる人もいるセミナーに、高いお金を払う行為というのは、
  この本を書いてきた私のような立場の者には、
  「能力をつけて、お金を貯める」というテーゼから一番遠い行動です。

相変わらず、辛口の岡本史郎さん。

本書で述べられている内容は、とてもシンプルです。

前半の節約編では、収入より少ない支出で生活すること。
後半の運用編では、インデックス又はETFで運用すること。

岡本さんのお金に関する結論は、
橘玲さんの考えに近いものがあります。

幻想を抱かずに事実を一つずつ確認していくと、
見も蓋もない同じ結論に辿り着くのでしょう。

ただ、岡本さんの本は、シニカルでドライというより
厳しく暗いトーンなので、橘さんの本とはかなり印象が異なります。

あなたは、人並みを捨てられますか?

  「“人並み”という誰もが可もなく不可もないものとして目指す生活は、
  実は、あなたの貰っている給料では成り立たないレベルにある」

重要な20%の支出において人並みをやめると、
支出全体の80%がコントロールできるようになる。

その重要な支出とは、住居、保険、教育、外食、旅行、車の6つ。

そして、収入の30%を貯金する。

当ブログでは何度も、「私のバイブル」として
本多静六さんの「私の財産告白」を紹介していますが、
質素倹約派の岡本さんも、本多さんの貯蓄法を参考にしています。

人並みを捨てるのは、見栄との戦いでもあります。
そして、節約を楽しむ精神がないとできません。

以下は、泉正人さんの「仕組み」節約術の記事で
私が提案した、節約のための9原則。ご参考までに。

1. お金を貯める目的と目標金額、期限を決める
2. 3年間は「雪だるまの芯」を作ると決心する
3. 周囲に宣言する
4. 支出を一度“断食”し、無駄使いを洗い出す
5. 家計簿をつけるなど、お金の流れを見える化する
6. 貯金あるいは投資へ回すお金を毎月天引きする
7. お金を使う基準を(家族全員で)明確にする
8. 予算制にして、項目別の支出枠を固定する
9. 投資の研究や投資先の選定をはじめから継続する

この本から何を活かすか?

  「最大の敵は、教育費です。」

岡本さんをもってしても、子どもの教育費だけは
仕方ない、減らせないと結論づけられています。

確かに、教育費は減らせない部分も多いでしょう。

私は、教育については、金額というより
親が関わる度合い、丸投げ度が問題だと考えます。
特に、子どもが小さいうちは。

我が家では、ベネッセ(進研ゼミ)などの教材を
「人並み」にやらせていません。
私が子どもの勉強を見て、一緒に考えるようにしています。

これが、いつまでできて、どの程度家計に影響するか分かりませんが、
今のところ、親子の絆を深める良い機会になっています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
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| マネー一般 | 06:17 | comments:2 | trackbacks:3 | TOP↑

COMMENT

「私の財産告白」紹介記事

>「私のバイブル」として本多静六さんの「私の財産告白」を紹介
とありますが、「私の財産告白」そのものについての記事は書かれていないのでしょうか?
ぜひ読んでみたいと思ったのですが書かれていないようでしたので。もしくは、過去記事が削除されているのでしょうか?

| pinotory | 2013/04/29 18:32 | URL |

pinotoryさん

ご質問、ありがとうございます。

コメントを頂いた通り、当ブログには、
「私の財産告白」そのものの記事はありません。

当ブログは2007年5月に開設しましたが、
基本的にその前に読んだ本の記事は掲載していません。

これは「魔術師たちの投資術」などについても同様ですので、
ご了承ください。

| ikadoku | 2013/05/08 07:35 | URL |















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『サラリーマンのためのお金サバイバル術 家・車・保険、「人並み」な買い物が破滅を招く』 岡本 吏郎 (著)

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