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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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頂きはどこにある?

頂きはどこにある?
頂きはどこにある?
(2009/09/08)
スペンサー・ジョンソン 商品詳細を見る

満足度★★★

迷路に住むスニフとスカーリの2匹のネズミと、
ヘムとホーの2人の小人が登場する物語、
世界中でベストセラーになった「チーズはどこへ消えた?」が
出版されてから、すでに10年が経ったようです。

長く売れていたので、あまり昔のことのように感じませんね。

あの本をきっかけに、寓話形式のビジネス書が
数多く出版されるようになりました。

さて、本書はスペンサー・ジョンソンさんの、久しぶりの新作。

「チーズ」では私たちの世界を迷路になぞらえていましたが、
今回語られるのは「山と谷の物語」。

全126ページで、1時間もあれば余裕で読み切れるショートストーリー。
自分自身の経験に当てはめて読むことができます。

主人公は谷間に住む若者。

彼は、仕事や私生活で失望することが続き、
山に登れば世界が違って見えると考えるようになりました。

周囲の反対を押し切り、若者は登山を決行。
必死で登った山頂で、不思議な老人と出会います。

その老人が若者に教えたのが、
「順境と逆境に対する、山と谷の対処法」です。

人生の中で良いときが山で、悪い時が谷という、
昔からある分かりやすい喩えですが、
この人生哲学が教えるのは、次の3つ。

  ・どうすれば、谷から早く抜け出せるか?
  ・どうすれば、山に長くとどまることができるか?
  ・どうすれば、山を多くし谷を少なくできるか?

若者が老人からこの話を聞いても、
それだけでは、すぐに実践できるようになりませんでした。

同様に、私たちがこのストーリーを読んで、
わずか1時間で人生を変えることはできません。

しかし、谷は山に続き、山は谷に続くことを意識し、
次に来るであろう状況に備えることは可能です。

また、同じ状況に遭遇しても、山と感じる人もいれば、
谷と感じる人もいますから、重要なのは自分がどう考えて、
どんな行動を起こすかということです。

その時に必要なのが、

  「この状況における真実は何か?
  逆境にひそむ利点をどう活用すればいいか?」

という問いかけなのでしょう。

この本から何を活かすか?

「チーズはどこへ消えた?」は、原書(Who Moved My Cheese?)で
読むには、平易な文章で書かれた手ごろな本でした。

原書を読もうと思っても、途中で面倒くさくなって
投げ出してしまうことも多い私でも、
あっさりと、最後まで読み切ったことを記憶しています。

今回も、本書の原書「Peaks and Valleys」を読んでみようと思います。

本当なら、日本語版が出版される前に原書を読んで、
後から日本語版で確認するのがベストだと思いますが、
その順番では、私にはリスクが高すぎます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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