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人生を好転させる「新・陽転思考」

人生を好転させる「新・陽転思考」
人生を好転させる「新・陽転思考」
(2009/08/22)
和田裕美 商品詳細を見る

満足度★★★

  上司とそりがあわなくてよかった・・・
  言うことを聞かない部下がいてよかった・・・
  悪口を言われたけどよかった・・・
  転職がうまくいかなくてよかった・・・

これは辛い状況が好きな、マゾ的は発言ではありません。

ひとつの事実から「よかった」点を探し、自分の未来を書き換える。
これが、和田裕美さんが本書で説く「新・陽転思考」。
(以下、陽転思考と表記します)

ポジティブシンキングとは異なる、和田さん独自の考え方です。

ポジティブシンキングは、ひとつの事実のプラス面しか
見ないようにして、ネガティブな感情を受け入れません。

それに対し陽転思考では、ネガティブな感情が生じたら、
一旦、そのまま受け入れます。
それから、その事実の「よかった」点を探し、
プラス面とマイナス面を並べ、次の判断基準で二者択一します。

その基準は、「幸せになるためには自分が選ぶべき道はどっち?」
というキーです。

ムリに強がったり、自分を作ったりしない。
自分の感情を受け入れ、それから「よかった」点を探すと、
いずれ「気づき」につながっていく。

この陽転思考が、どんな効果をもたらすかについては、
それを実践する和田さん自身を見れば明らかでしょう。

ちなみに、本書で説明される
「陽転思考が定着する9つのプロセス」は次の通りです。

  プロセス1. 「よかった」を書き出す
  プロセス2. 1日1個の「よかった」を見つける
  プロセス3. まずは30日続ける
  プロセス4. 君子は危うきに近寄らず(マイナス思考の人と距離を置く)
  プロセス5. ときには自己中心主義になる
  プロセス6. できるようになるまで、同じ話でもしつこく、くどくど聞く
  プロセス7. 陽転思考をアウトプットする
  プロセス8. 周りの人を巻き込む
  プロセス9. 感謝リセットする(落ちる所まで落ちてから切り替える)

過去に和田さんが執筆した本には、営業、話し方、人づきあいなどを
テーマにしていますが、すべてに共通するのが、
この陽転思考がベースになっているということ。

そして、陽転思考だけをテーマに、はじめてまとめたのが本書です。

いつもながら、和田さんの人柄が滲み出ていて
読むと元気が出てくる一冊です。

この本から何を活かすか?

陽転・陰転と聞くと、私が考えてしまうのは「相場」のこと。

和田さんは、「~してよかった」と陽転思考できない
唯一のことは「人の死」と語っています。

私にとっては、マーケットの動きも陽転思考してはいけないこと。

人は一度ポジションを作ると、その時の判断が間違っていても
なかなかそれを認められないものです。

「今は、マイナスでもきっと反転する」と根拠なく考えてはダメ。

所有効果や追認バイアスに陥らないよう、
ルールに沿った運用をしなければ、
マーケットで長く生き残っていくことはできません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 心に効く本 | 06:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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