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はじめて講師を頼まれたら読む本

2009年10月13日
ノウハウ本 1

はじめて講師を頼まれたら読む本
はじめて講師を頼まれたら読む本
(2009/09/01)
大谷 由里子 商品詳細を見る

満足度★★★

本書はタイトルの通り、「はじめて講師を頼まれたら」読むべきか?

もちろん、本書に詰め込まれている内容は、
講師として成功するためのノウハウですから、
頼まれた後に読んでも役に立ちます。

しかし、よく言われるようにチャンスの女神には後ろ髪はありません。

いつチャンスが来てもいいように準備している人こそが、
本当に訪れたチャンスを生かすことができるのです。

ですから、今のところ講師を頼まれる予定のない方でも、
少なくとも本書の講師としての「マインド編」を読んでおくことで、
いざ頼まれた時に、「はい、是非やらせてください」と
自信を持って言うことができるのではないでしょうか。

本書の著者・大谷由里子さんは、かつて吉本興業で
故・横山やすしさんなどのマネージャーを務めました。

27歳で起業し、はじめは「吉本の裏話をして欲しい」などの
声がかかったのをきっかけに講師を始め、
その後、徐々に講師を頼まれる機会が増えていったそうです。

大谷さんの現在の講演料は、90分50万円。
今や講師塾を主宰し、年間300を超える講演・研修をプロデュースして、
自らも精力的に講師を務めているようです。

本書は、今まで積み上げてきた大谷さんの経験を詰め込み、
「講師のバイブル・教科書」を目指しています。

講師としての心構え、台本の作り方、話し方、事前準備といった
一般的なことから、アクシデントへの対処法、指名の増やし方、
講演料の決め方など痒いところに手が届くところまで
細かく説明されています。

大谷さんが、講演の意識すべきポイントとして
挙げるのは、次の「5つのS」。

  ・Story (話の中に起承転結など、ストーリーを織り込む)
  ・Simple (難しいことでも、分かりやすく簡単な言葉で)
  ・Special (ここだけの話しを用意する)
  ・Speed (速さの調節でメリハリをつける)
  ・Smile (聞き手を笑顔にすることに力を入れる)

これらのポイントは講演やセミナーに限らず、
人前で話しをする誰もが、意識をすべきコミュニケーションのポイントと
考えることができますね。

また、普段、講演やセミナーを受ける機会が多い方は、
本書を読んでから、改めて講演を聞くと、講師の善し悪しや
今まで気づかなかった講師の配慮などが見えてくるかもしれません。

この本から何を活かすか?

個人的に参考になったのは、台本の作り方。

基本は「5分ネタ」をたくさん作って用意しておくこと。

別に講演でなくても、テーマや話す制限時間に関わらず、
3分~5分で話せるネタをたくさんストックしておくと、
いろいろな機会で活用できそうです。

ちなみに、大谷さんは5分ネタ、180本以上のストックがあるとか。

本当は自分の体験をネタにするのがベストですが、
そう簡単に用意できない時は、
福島正伸さんの「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」や
仕事が夢と感動であふれる5つの物語」、あるいは、
マーク・ビクター・ハンセンさんの「こころのチキンスープ」などを
参考にしたいところですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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2009年10月13日 (火) 12:45

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