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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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世界一の会社をつくった男

世界一の会社をつくった男
世界一の会社をつくった男
(2009/07/03)
後藤 勇人 商品詳細を見る

満足度★★★

本書は、世界一のギター会社「フジゲン」を26年で作り上げた
横内祐一郎さんの人物伝です。

私は、先週読んだ「成功したければ目標は立てるな」で、
横内祐一郎さんという人物にに興味を持ちました。

そこで、記事に書いたとおり、1994年に出版された
横内さん自身の著作「運を掴む」を図書館に借りに行きましたが、
あいにく未所蔵。

その帰りがけに書店で購入したのが本書です。

率直に言って、「成功したければ目標は立てるな」と
内容が重複している部分も多いので、
どちらか一方で十分という感じがします。

しかし、どちらか一冊を選ぶとすれば、本書の方が流れがあり
構成もスッキリしているので私は好きです。

横内さんという素材自体が素晴らしいので、下手に加工しない方が
素材そのものの魅力が際立つのではないでしょうか。

神田昌典さんが、横内さんの壮絶な人生と奇跡の物語を聞いて、
3度涙したという話しも、まんざらではないようです。

本書にはフジゲン設立前の、横内さんが農業を営んでいた時代の
エピソードから、会社を設立し、世界一のギターメーカーへ
成長していく様が描かれています。

以下、本書から拾った横内さんの象徴的なエピソードと
フジゲンの歩みです。(年代は判明分のみ表記)

1927年 ・長野県に生まれる
1945年 ・母親から懇願され農業に足を踏み入れる
      ・売上高100万円の日本一の農家を目指す
      ・ナス作りで、名人の3倍以上の収穫をあげる
      ・乳牛の飼育で売上高100万円を達成
1959年 ・ある講演を聞き、直感的に農業を捨てる決意をする
1960年 ・バイオリン製造会社富士弦楽器を共同経営で始める
      (横内さんは専務)
      ・ビートルズの影響でギターが売れていることを知り、
      ギター製造の会社へ急転換をはかる
      ・ギター1000本の返品に遭うも、国内販売が軌道に乗る
      ・全く英語ができないながら、ギター8本を抱え、
      営業のためニューヨークへ渡る
      ・言葉が通じず、どこの楽器店でも門前払いを食らい、
      注文が一つも取れない状況が3ヶ月以上続く
      ・お金も尽き、日本に帰る飛行機代もなく、死を待つ覚悟をする
      ・セントラルパークで奇跡が起こり、全米で1万本の注文を受ける
      ・帰国後、海外事業を大きく展開する
      ・円高により赤字が4000万円まで膨れ上がり危機に陥る
1969年 ・社長に就任し赤字が膨れるも、全社員の給料を上げ士気を高める
      ・工場が火災に遭うも、保険会社から奇跡がもたらされる
      ・ギブソンのマネージャーが視察、賞賛の言葉を受ける
1986年 ・創業26年で世界一のギター会社へ成長、58歳で会長職へ退く

掲載されていた写真の、ギターを持った横内さんの朗らかな笑顔が
非常に印象的でした。

この本から何を活かすか?

  「まずは、身近な世界一を目指せばいい」

フジゲンがシェア40%を誇るメーカーとなる前には、
職場での「世界一の気持ちいい挨拶をする」といった身近な世界一を重ね、
徐々に大きな世界一に向けて道筋をつけていったそうです。

あなたは、まず、どんな身近な世界一から始めますか?

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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