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大前の頭脳

大前の頭脳 「産業突然死」時代を生き抜く知恵
大前の頭脳 「産業突然死」時代を生き抜く知恵
(2009/07/09)
大前 研一 商品詳細を見る

満足度★★★

日経BP社のサイトNikkeibp.netに連載中(2009.08現在)の
時評コラム「大前研一の『産業突然死』の時代の人生論」を
編集しまとめた本です。

タイトルは一見、思考法や発想術に関する本のような
印象を与えますが、あくまでも本書は国内外の様々な問題に対する
大前さんの分析と提言を集めたものです。

さすがに「大前の頭脳」というタイトルには、
大前さん自身もちょっと抵抗があったようで、
日経BPの編集者がつけたとエピローグに書かれています。

ただし、そこには単なる論考集として表層を読むのではなく、
世の中で起こった事象から、大前さんがどのようなデータを集め、
何を読み取り、どう予測するのかという「思考の型」を
学び取って欲しいという思いがあり、このタイトルに合意したようです。

掲載されているコラムは、以下のようにまとめられています。

  第1章 : 日本の抱えるリスク(13コラム)
  第2章 : 日本が抱える問題(14コラム)
  番外編 : 世界経済と日本(7コラム)

実は、本書を読む私たちのような一般の読者が、
細かな部分で大前さんの揚げ足を取るのは簡単です。

なぜなら、私たちは部分的に答えを知っているから。

本書に掲載の2005年時点での大前さんの分析や予測は、
2009年の現時点において、既に一部が現実のものとなったり、
あるいは予測が外れたものが出てきているからです。

通常、こういった時事系のコラムは時間と共に鮮度が失われるので、
約1年くらいで連載したものをまとめて本にします。

しかし、本書は2005年から2009年までの約4年半にわたって
書かれたコラムが、現時点から見た修正なしにそのまま掲載されています。

こんなことが可能なのは、大前さんの主張が問題の本質をついているため、
通常より賞味期限が、はるかに長いからに他なりません。

更に、そのベースになっている大前さんの考えには、
20年来の主張なども多く含まれ、それが現時点でも
有効な提言として生きていることには、本当に驚かされます。

この本から何を活かすか?

本書の書下ろし部分は、プロローグとエピローグの約15ページ。

それ以外は、以下のサイトで読むことができます。

  ・最近5ヶ月間の「大前研一の『産業突然死』の時代の人生論」
  ・連載当初からのバックナンバー(SAFTY JAPAN)

私は、不定期でこれらのサイトを訪れ、大前さんのコラムを
拝読していますが、バックナンバーを眺めて見ると、
本書にも未掲載で読んでいないコラムがけっこうありました。

今日は、それらの未読コラムをじっくり読みたいと思います。

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すべてのリーダーへ「大前の頭脳」を1分で読んだつもり

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| 1分で読んだつもり | 2010/10/30 08:46 |

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