活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

自分の答えのつくりかた

2009年07月09日
問題解決・ロジカルシンキング・思考法 0

自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND
自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND
(2009/05/22)
渡辺 健介 商品詳細を見る

満足度★★★

世界一やさしい問題解決の授業」の「物語」版。

親しみやすいイラストが随所に挿入され、
内容的には小学生が読んでも理解できる物語ですが、
漢字にルビが振られていないので、実際のところは
中学生以上が対象というところでしょうか。

今回のメインテーマは、「インディペンデントマインド」を
身につけること。

本書の中での、インディペンデントマインドとは、
幅広い視野、教養、経験に基づいて築き上げられた
自立した考えと価値観を指しています。

著者の渡辺健介さんは、自立した考えと価値観を
ただの単語として伝えてしまうと、一歩間違えば協調性を失ったり、
周りの声に耳を傾けない人になりかねないことを危惧し、
コンテクストの中で、そのバランスと重要性を伝えようと試みました。

物語の設定と、本書で学ぶ内容は以下の通りです。

主人公はピンキーという名前の「魚」。サッカー好きな中学2年生。

物語はピンキーがサッカー留学を通じて、
更には、友人のブー、クラゲコーチ、人生の師であるMr.Bなど
周囲の人たち(魚たち)から影響を受け、
インディペンデントマインドを徐々に培っていく様子が描かれています。

  第1章 「ピンキーのサッカー留学」
      日常生活における個人の問題解決を「評価軸×評価シート」を
      使って学びます。

  第2章 「新しい環境、新しい自分」
      意思決定の礎となる人間的土台を作ります。
      「ピラミッド・ストラクチャー」などを使って考え抜く力をつける。

  第3章 「赤い魚たちの移住」
      いかに集団で問題解決を行っていくかを学びます。

300ページ以上ありますが、さすがに中学生でも分かるように
書いてあるだけあって、サラサラと読めてしまいます。

前半の部分は、恐らく渡辺さん自身の留学体験が話のベース
なっていると思われます。
また、後半は「カモメになったペンギン」の話しを連想させる感じでした。

こういった物語形式は、いきなり結論が示されるのではなく、
ゼロの状態から主人公と一緒に段階的に学ぶことができますので、
素養がない分野のことを身につけるには良い方法ですね。

この本から何を活かすか?

渡辺さんは留学時代、アメリカの学生がピラミッド・ストラクチャーを
体の一部になるまで叩き込まれ、使いこなせるのが当然の状態に
なっていることに衝撃を受けたようです。

確かに、ピラミッド・ストラクチャーは、使える場面が多いですから、
学生時代に身につけておくと、大きなアドバンテージになりますね。

以前、私は自分の子どもに「良い点・悪い点リスト」の
作り方を教えましたが、今度はピラミッド・ストラクチャーを
教えつつ、自分でもその使いこなしを極めたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

関連記事

気に入ったらシェア!

ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント0件

コメントはまだありません

トラックバック2件

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
  • 「自分の答えのつくり」を読了。 世間の常識に流されずに考え抜き、行動する力が身につくとの 本のオビにひかれて購入。 以前、同じ作者の以下の本「世界一やさしい問題解決の授業」を 読んで、もう少し詳しく知りたいと思っていたところ、 今回の本に出会った。...

    2009.11.03 (Tue) 22:01 | 読書感想ブログ【なんでも読む、なんでも買う、なんでも書く】
  • 自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND渡辺 健介ダイヤモンド社このアイテムの詳細を見る 今回は、渡辺健介『自分の答えのつくりかた』を紹介します。物語と解説コラムを使って問題解決や意思決定の力をつけることを主題としている。物語は堅苦しくないものになって

    2010.09.21 (Tue) 18:00 | itchy1976の日記