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勝間和代のお金の学校

勝間和代のお金の学校―サブプライムに負けない金融リテラシー
勝間和代のお金の学校―サブプライムに負けない金融リテラシー
(2009/04/14)
勝間 和代 商品詳細を見る

満足度★★★

勝間和代さんと金融の各分野のプロフェッショナルとの対談集。

コンセプトは「学校」なので、各章の対談者は先生という位置づけで、
章自体は「○時限目」と表示されています。

  1時限目 : 竹中平蔵さん-金融とリスク
  2時限目 : 竹川美奈子さん-投資信託
  3時限目 : 太田忠さん-株式投資
  4時限目 : 河口真理子さん-社会責任投資
  ホームルーム : 勝間さんへのインタビュー(聞き手:田中彰一さん)

最初の4章は、勝間さんが聞き役、最終章は勝間さんが話す立場。

聞く側から聞かれる側へ変わったときの勝間さんの発言の変化と、
各章のゲストとの微妙なかみ合い具合がけっこう面白いですね。

例えば、勝間さんは河口さんとの対談では、
SRIファンドやエコファンドの価値に共感している感じでしたが、
自分がインタビューされた時には、

  「個人投資家がつかまりがちな投資信託というのは、
  “テーマ型投信”と呼ばれていまして・・・」

などと発言しています。

以下、各対談の内容ではなく、私の「ひと言」感想です。

・対、竹中さん
 竹中さん(大臣時代)の「ETF絶対儲かります」発言を思い出しました。

・対、竹川さん
 今ひとつ、かみ合っているのか、いないのか分からない微妙な対談。

・対、太田さん
 意外(?)にも、かなりかみ合った株式投資の王道談義になっています。

・対、河口さん
 テーマは、私の好みではありませんでしたが、けっこう興味深い対談でした。

・勝間さんへのインタビュー
 好きに話していますから、今までの章との対比が楽しめます。

対談の中に出てくる用語解説が、親切にも各奇数ページに都度
まとめられているので、金融用語を知らなくても内容についていけます。

また、金融用語の知識がある人だと、用語解説を読み飛ばすので、
300ページ以上ある本でも、サクサクと読み終わってしまうでしょう。

日経のサイトに、本書の対談の動画が公開されていますから、
興味のある方は、こちらをご覧ください

この本から何を活かすか?

  「特に名目金利と実質金利の違いを、ほとんどの人が
  わかっていないんじゃないか。あるいは、株式のαとβの違いも
  わかっていないんじゃないかという、・・・」

これは、竹川さんとの対談での、勝間さんの発言です。

勉強しないまま投資をしている人が多いことに嘆いていますね。

勝間さんが言っていることは、かなりの部分が正論です。

しかし、もう少し世間一般のレベルを正確に認識した方が、
勝間さんが目指すことが、早く実現できるように私には思えます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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