活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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戦略PR 空気をつくる。世論で売る。

戦略PR 空気をつくる。世論で売る。 (アスキー新書 94) (アスキー新書) (アスキー新書)
戦略PR 空気をつくる。世論で売る。 (アスキー新書 94)
(2009/01/13)
本田 哲也 商品詳細を見る

満足度★★★

「PR」と「広告」の違いは何か?

本書の著者、本田哲也さんは、今までのPRと広告には
次の3点の違いがあると説明します。

  1. 広告枠を買うのが広告で、買わないのがPR
  2. 信頼性が高いのがPRで、低いのが広告
  3. コントロールしやすいのが広告で、しにくいのがPR

一般的にPRというと、選挙などで使われるパブリシティという
イメージが強いのではないでしょうか。

しかし、本田さんは言います。

  「広告とPRの垣根はどんどんなくなっていく」

本書では、商品を売るために直接訴求するのではなく、
買いたい気分になる「空気」を意図的につくりだし、
ブームをつくることで売る手法=「戦略PR」を説明しています。

本田さんは、商品が売れるための空気のことを、
「カジュアル世論」と定義。

本書が事例として取り上げるのは、「ビリーズビートキャンプ」、
永谷園の「冷え知らずさんの生姜シリーズ」、「漢検DS」など。

マスコミを活用し背景をつくり上げ、クチコミで浸透させ、
専門家や有名人によるお墨付で決定打を与える。

カジュアル世論をつくり出すには、
「おおやけ=マスコミ」、「ばったり=クチコミ」、「おすみつき=専門家」
の3要素が必要と説明されています。

本田さんが本書を執筆しようと思ったのは、
佐藤尚之さんの「明日の広告」を読んだことが一つのきっかけ。

本書を「明日の広告」の続編と位置づけ、
巻末では佐藤さんとの対談を実現しています。

続編というより、トリビュートBOOKという印象でしょうか。

ちなみに、佐藤さんが「戦略PR」に対して持っていた
イメージは、広告のための「前戯」でした(笑)。

この本から何を活かすか?

戦略PRは、ブロガーにとって他人事ではありません。

カジュアル世論をつくり出すための重要な役割をブログが担い、
ブロガーを中心にクチコミを巻き込む具体的な方法も
本書では説明されています。

勝間和代さんの手法とも共通していますね。

当ブログのような「読書ブログ」では、
出版社や著者の方との「距離」をどう保つかという点も、
よく考えた方がよさそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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| マーケティング・営業 | 10:13 | comments:2 | trackbacks:2 | TOP↑

COMMENT

活かす、読書ですかー。
なんとなく読んでいる事が多かった気がします。

でも勉強になる本、たくさんあるんですね。
『広告』と『PR』の違いなんて、今まで考えた事もなかったです。

私も、ブログを書いているワケですし、このお話は参考にします。本のほうも、時間があるときに読んでみたいです。

| コナ | 2009/03/16 15:48 | URL | ≫ EDIT

コナさん

このブログは私自身が、
「なんとなく読んでいる事が多かった」ことを
反省する意味で書いている面もあります。

まだ、十分に活かせているとは言えませんが、
以前より、読書後に行動に結びつける機会が
増えたことも確かです。

| ikadoku | 2009/03/18 10:32 | URL |















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