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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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マネー力

マネー力 (PHPビジネス新書)
マネー力 (PHPビジネス新書)
(2009/01/17)
大前 研一 商品詳細を見る

満足度★★

大前研一さん流の“世界経済の読み方”が語られると同時に、
大前研一の株式・資産形成講座」の宣伝を兼ねた一冊。

ちなみに、この講座は大前さんが学長を務める、
ビジネス・ブレイクスルー大学院大学」にある
オープンカレッジの一つのコースです。

本書は、月刊誌「THE21」と「Voice」でのインタビューを
再構成した文章がほとんどで、後半の5章と6章は
“BBT株式・資産形成講座事務局”によって書いています。

本書の流れは以下の通り。

  ・大前さん流の世界経済の分析と今後の行方
      ↓
  ・今が投資のチャンス
      ↓
  ・日本人は投資を学び、マネー力を磨け!
      ↓
  ・基本は長期運用、分散投資
      ↓
  ・そのためには、専門の講座を受けるのが一番

サブプライム後の世界や、米オバマ政権への言及など、
最近のトピックについての記述も一部あります。

全体的を通して、大前さんの著書ではお馴染みの、
「アトランティックの戦い」、「道州制」、「ホームレスマネー」、「マルチプル」
なのどのキーワードを使って、世界のお金の流れが解説されています。

ただし、後半に進むにつれ、宣伝色が強くなってしまい、
その印象が読後に残ってしまうのが残念なところでしょうか。

大前さんの、他の著書を読んでいる人や、
雑誌に連載する記事に目を通している人、
あるいは大前さんの講座に興味がない人には、
あまり魅力的な本とはいえません。

本書の内容自体も、「大前流心理経済学」と
被っている部分が多い印象です。

最近の大前さんの本では、国家レポートシリーズの
ロシア・ショック」が、私には一番良かったのですが、
大前さんの“新書本”に、当たりが少ないと思うのは私だけでしょうか?

この本から何を活かすか?

  「アメリカと関係の薄い国を探せ」

大前さんは、経済がアメリカと強くカップリングしている国、
具体的には中国やインドへの投資は、当面避けるように言っています。

狙い目は、アメリカとの関係が薄く、
エネルギー・鉱物・食料に強い国。

本書で挙げられている国は、次の通りです。

  ・ロシア、EU、カザフスタン、ウクライナへの投資は◎
  ・ブラジル、カナダへの投資は○

カザフスタン、ウクライナについては、少し調査してみます。

 Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
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| 書評リンク | 2009/03/04 22:58 |

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