夢をかなえる メモの習慣
夢をかなえる メモの習慣
(2008/12/25)
佐藤 伝 商品詳細を見る
満足度★★★
□ いま、メモ帳を持っていますか?
□ 書くもの(筆記用具)を携帯していますか?
□ いますぐ音声記録ができますか?
□ 携帯電話の動画撮影機能を迷わず操作できますか?
□ メモはアナログかデジタルのどちらか一方に偏らず、
両方を臨機応変に使いこなせていますか?
これは本書に紹介されていた「メモをとる5大習慣のチェック」です。
本文中には「メモを管理・活用する5大習慣チェック」も別途掲載され、
あなたのメモ・マイスター度が判定できるようになっています。
著者は、当ブログで約1年ぶりの紹介になる佐藤伝さん。
(2008年3月の記事:初対面3秒の魔法)
本書では、メモのとり方・管理のし方・活用のし方の3点を解説し、
人生を豊かにするメモの習慣を身につけることを目指します。
特徴的なのは、メモを次の3種類に分類していること。
1. リマインダー・メモ : 予定を忘れないために書き込む
2. アイディア・メモ : 思いついたアイディアを書き込む
3. ヴィジョン・メモ : 人生の夢を書き込む
「リマインダー・メモ」は断定形で、「アイディア・メモ」は疑問形でメモする。
そして、3つのメモの中で最も大切なのが「ヴィジョン・メモ」。
自分の人生を進むための「不動の北極星(ポラリス)」として、
手帳の先頭のページに書き、ことあるごとに読み返すことを勧めています。
但し、この「ヴィジョン・メモ」についての記述は数ページだけで、
本書約270ページの大半は、メモする道具や管理する道具の
説明で占められています。
メモ術全体の概要は、
常にメモできる環境の構築→メモ見直しで取捨選択し保存→PCに一元化
という流れになります。
アナログでメモするための道具、デジタルで管理するため道具、
メモする姿勢やタイミング、アイディアを出すためのエクササイズなど
かなり細かく紹介されていて参考になる点は多いのですが、
グッズの紹介が多すぎて、本筋が霞んでしまっているような気もします。
どうせなら、「夢をかなえる」部分に特化して、
あまりテクニックに走らず、Hack系のメモ術と一線を画する路線を
貫いた方が面白かったかもしれません。この本から何を活かすか?
本書からは、「アニバーサリー・リフィル」を採用します。
自分の周りの人たちの「誕生日」・「ご命日」・「記念日」を
専用のリフィル(システム手帳を想定)に、積極的に書き込んでいく。
とりあえず、リフィルさえ用意すれば、後は書き込んでいくだけで、
パラっとめむるだけで、今日は誰に声をかけたら喜ばれるかが分かります。
「人間関係をみるみるよくする」と書かれていますが、
その効果は1年以上継続してはじめて表れることでしょう。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
- 関連記事
-
- アイデアパーソン入門 (2009/03/09)
- 夢をかなえる メモの習慣 (2009/02/26)
- 緊急! 収益改善会議 (2009/02/25)
ツイート

| ノウハウ本 | 06:21 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑
宮本剛志(06/01)
数学音痴(05/06)
てんぐ(02/25)
ssigee(11/15)
アバン(08/24)
松山淳(07/27)
前田めぐる(05/06)