活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

サイエンス脳のためのフェルミ推定力養成ドリル

サイエンス脳のためのフェルミ推定力養成ドリル
サイエンス脳のためのフェルミ推定力養成ドリル
(2008/10/23)
ローレンス・ワインシュタイン  /  ジョン・A・アダム 商品詳細を見る

満足度★★★★

歯ごたえのある「フェルミ推定」問題集。
100問以上掲載されています。

エンリコ・フェルミさんが考案した、つかみどころのない
算出困難な数値を、短時間で概算させる「フェルミ推定」。

この種の関連本が、2008年に話題になったので、
本書のタイトルに採用されていますが、原題は
「Guesstimation(当て推量)- Sloving the World's Problems
on the Back of a Cocktail Napkin」です。

例えば、こんな問題です。

  「世界中のすべての人間をぎゅうぎゅうに寄せ集めるとしたら、
  どのくらいの広さが必要でしょうか。大都市や州、小さな国の面積に
  例えてみてください。」

ただし、本書の真骨頂はもう少し、理科っぽい要素が入った問題が
数多く収録されていること。

  「スパイダーマンは、6両編成の暴走した電車を周囲の建物に
  向かって自分の糸を繰り出し、その糸を10~20ブロック引っ張って
  電車を押しとどめました。
  彼はどのくらいの力をかけなくてはならないのでしょうか。
  単位にニュートン(N)とトンを使って答えを出してください。」

完全に柳田理科雄さんの「空想科学読本」の世界ですね。

本書の目標は、答えを1/10~10倍以内にすること。
つまり、ほぼ同じ桁であればOKということです。

そのために、数値を指数表示(科学的表記法)し、
上限と下限の数値から、ざっくりと相乗平均(簡便法)を
出すことで推定します。

後半で単位換算の必要なエネルギー問題が出題されていますので、
学生時代に理科を避けて通ってきた方には、少し苦しいかもしれませんが、
理系出身の方、クイズ好きの方には、ワクワクする一冊です。

問題ページの裏にヒントが掲載され、すぐに答えが見えてしまわないように
例解も章ごとにまとめられ、詳しく解説されています。

また、巻頭では問題を解く方針が示され、必要な単位、役立つ数値などは
巻末にまとめられていなど、細かな配慮がある点もイイですね。

英語を勉強したい方には、
原書「Guesstimation」を購入するのもいいかもしれませんね。
英語の勉強にもなり一石二鳥で、しかも、時期によっては
日本語版より安いかもしれません。

参考までに、当ブログで過去に紹介したフェルミ推定関連の本です。
  ・「地頭力を鍛える
  ・「いま、すぐはじめる地頭力
  ・「ブレイン・ティーザー ビジネス頭を創る100の難問

この本から何を活かすか?

この手の問題の良い点は、紙とペンさえあれば、
いつでもどこでも楽しめることです。

原題どおり、ペーパーナプキンの裏に書いて考えることもできます。
(ペーパーナプキンに裏も表もないような気もしますが)

私は、まだ数問にしかチャレンジしていないので、
とりあえず、本書からメモ帳にいくつか問題を書き写しました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| パズル・DIY | 06:32 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/471-b09c96d4

TRACKBACK

サイエンス脳のためのフェルミ推定力養成ドリル

書評リンク - サイエンス脳のためのフェルミ推定力養成ドリル

| 書評リンク | 2009/02/09 23:57 |

PREV | PAGE-SELECT | NEXT