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「ウェイ」のある強い経営

「ウェイ」のある強い経営―第5の経営資源を磨け!
「ウェイ」のある強い経営―第5の経営資源を磨け!
(2008/11/24)
野口 吉昭 HRインスティテュート 商品詳細を見る

満足度★★★★

「ウェイ」とは、その企業らしい人や組織の動き方・動かし方。

著者の野口吉昭さんは、人・モノ・カネ・情報に次ぐ
5番目の経営資源として、「ウェイ」を位置づけています。

加賀屋、パタゴニア、トヨタ、ホンダ、3M、YKK・・・

本書でも数多くのウェイのある企業が紹介されていますが、
本来、ウェイとはその企業の歴史と共に試行錯誤を重ねて
形づくっていくものです。

本書では、そのウェイを意識的かつ戦略的に
つくり上げていく方法を解説します。

いわば「ウェイの促成栽培」。

本書でのウェイづくりは、次の3つの段階に分かれています。

  フェーズ1. 企業遺伝子の見える化からウェイを策定する
  フェーズ2. ウェイが現場に浸透する「仕組み」をつくる
  フェーズ3. ウェイをもとに「人」を育てる

最近、世間を騒がすような不祥事を起こした企業でも、
恐らく、社訓や企業理念は存在したはずです。

問題はその浸透度と実践度。

社訓や理念に込められた想いに、
経営者や現場の一人ひとりが、本当に共感し
実践していれば、不祥事にまで至らなかったことでしょう。

本書のウェイづくりは、

  ミッション&ビジョン → 企業遺伝子 → ウェイ

という道筋でウェイを策定(フェーズ1)した後、
「仕組み」を回すことによって、組織の隅々までウェイを
浸透させる(フェーズ2)ことが最大のポイントです。

最終的に野口さんは、本書を次のように締めています。

  「結局のところウェイづくりは、人づくりに行きつく。」

人がベースとなっていながらも、つくられた人そのものではなく、
“人の育て方”が遺伝子として受け継がれるため、
優秀な人材が抜けても、それを補う人が次々と成長する点が、
ウェイのウェイたる所以なのでしょう。

この本から何を活かすか?

最近は、企業だけでなく個人でもミッションやビジョンを
掲げている人が増えました。

一方、ウェイは一人だけで「自分らしさ=ウェイ」と考えても、
単に我を通しているだけのような感じもあり、
個人に適用するには、どうもしっくりこない気がします。

とすると、ウェイを適用する最小単位は「家族」でしょうか。

そんな訳で、我が家でも規範ともなるべきウェイを
話し合ってみることにしました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  

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