活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

たったひと言で相手を動かすアサーティブ営業力

2007年06月28日
交渉術・伝える力・論理・人脈 6

たったひと言で相手を動かすアサーティブ営業力―年間277日「研修女王」が教える
たったひと言で相手を動かすアサーティブ営業力―年間277日「研修女王」が教える
大串 亜由美 (2007/02/09)
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満足度★★★

「すみません」を連発していませんか?

  ・何かをしてもらって、「すみません」
  ・人に声を掛けるとき、「すみません」
  ・失敗して謝るときも、「すみません」

便利なので、ついつい、口語では使いがちになりますが、
あまり良いイメージを与えていないのかもしれません。

これを言い換えることで、相手に与える印象を変えましょう!
というのが、本書の一つの主張です。

  ・何かをしてもらったら→「ありがとうございます」
  ・人に声を掛けるときは→「失礼ですが」
  ・失敗して謝るときは →「ご迷惑おかけいたしました」

この、あたりまえのことが意外とできていないものですね。

本書のテーマは「アサーティブな交渉のための会話術」

アサーティブなコミュニケーションとは、
自分の考えをハッキリ伝え、相手から気持ちよく「Yes」をもらう
発展的で協調的な自己主張のスキルです。

本書には、社内、社外の場面別に、たくさんの会話例を使って、
このスキルが身につくように、説明されています。

そして、本書の中で何度も繰り返されるのは、
“Win-Win”の関係を築くために、相手にどんな価値を与えられるの?
という問いです。

これはビジネス以外でも、常に意識したいものですね。

前作の「15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術」は、
大串さんも初の著書ということもあり、かなり力が入っていて、
読んだからには絶対に損はさせない!
との意気込みが、伝わってきましたが、本書はそれより、
少し落ち着いたトーンで、より具体的な内容になっています。

この本から何を活かすか?

大串さんは言います。

「反論されたときこそ、まず感謝を伝えましょう。」

今のところ、このブログへ書き込んでいただいているコメントは、
肯定的なものばかり(みなさん紳士的な方ばかり!)ですが、
今後、もし激しい否定的なコメントが入っても、
まず感謝を伝え、誠実に対応したいものです。

May the reading be with you!

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ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント6件

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Ko:ki

コメントありがとうございました。

ikadokuさん、はじめまして。
僕のBlogの方にコメント下さり、ありがとうございました。
僕もビジネス書などを読むのが好きなので、これからもこちらにお邪魔することがあるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。

今、右サイドバーにある早起き生活が目に飛び込んできたのですが、ikadokuさん、とっても早起きですね^^
僕も人のこと言えませんが(笑)

2007年06月29日 (金) 04:50

ikadoku

Ko:kiさん

Ko:kiさんのブログ拝見しましたが、Lifehacks情報満載で
しかも、cool!
サイトのインデックスがTOPに出ていて分かりやすいし、
いろいろと参考になります。また、おじゃましますね。

2007年06月29日 (金) 07:41

GW

脱すみません

ikadokuさん、こんばんわ
実は私、営業です。
”すみません”を連発しているような・・・

今日から改めたます。

良い気付きをありがとうございました。・・・GW

2007年06月29日 (金) 21:34

ikadoku

GWさん

そうなんですか、営業をされているんですね。
ところで、何度も、おじゃましていて、
今更ながら言うのも変ですが、
GWさんの「月別超オススメ3冊」ってイイですね。
まずは、それを読んでみようという気になります。

2007年06月30日 (土) 06:23

土佐小町

コメントありがとうございます

ikadokuさん

コメントありがとうございます。
最近ビジネス書をよく読みますが、本で学んだ方法をいかに実践に活かすかが、次の課題になっています。

『相手にどんな価値を与えられるのか?』
↑コレを意識するだけでも違いますね。

時々おじゃましますね!

2007年07月01日 (日) 21:52

ikadoku

土佐小町さん

本当は、ブログにコメントするときも、
『相手にどんな価値を与えられるのか?』を考えられれば
良いのですが、私は、まだまだそんな域には至りません。
でも、今後少しでも意識できればと思っています。

2007年07月02日 (月) 08:47

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