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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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仕事はストーリーで動かそう

仕事はストーリーで動かそう
仕事はストーリーで動かそう
(2008/11/12)
川上徹也 商品詳細を見る

満足度★★★

「ストーリー」は感情に訴えたり、記憶に残る効果があります。

実際にストーリー形式のビジネス書が数多く出版され、
いくつもベストセラーになっていることからも
その効果の程が分かります。

本書の目的は、ストーリーをビジネスで活かすこと。

あくまで手段として、ストーリーを仕事上で活用するため、
短くシンプルに作るのが良いようです。

本書では、ストーリーの持つメリットとデメリットを
踏まえつつ、理論編・実例編・実践編の三部構成で、
ビジネスにおけるストーリーの使い方を説明しています。

例えば、営業ストーリーなら、

  1. 得意先を主人公に(欠落した部分を探す)
  2. 徹底的なシュミレーション(シナリオ作り)
  3. シンプルにする(1分以内にまとめる)

という手順で相手を主人公として組み立てるようです。

また、自社の商品のストーリー発見するための
10のヒントなども本書では紹介されています。

最後のあとがきでは、著者の川上徹也さん自身の
ストーリーで締められていますので、
うまく読者が共感できるような形で終わっています。

ただ一点欲をいえば、
ごく普通の企業から作り出した簡潔なストーリーの実例が、
ほとんど掲載されていなかったので、
この点がフォローされていれば、もっと活用しやすかったと思います。

ルイ・ヴィトン、松下電器、東京ディズニーランドなどの
有名企業の伝説的ストーリーを紹介しない訳には
いかないでしょうが、どんな会社でもストーリーを作れると思える
身近な実例も掲載して欲しかったですね。

この本から何を活かすか?

私は、ファイロファックス社の手帳を使っています。

本書には、そのファイロファックス社の物語が紹介されていました。

  戦後直後、ロンドンのファイロファックス社にひとりの男が
  手帳の修理を頼みに来た。

  その革表紙には、銃弾のくい込んだ跡があった。

  1944年ノルマンディー上陸作戦の将校だった彼は、
  戦場で軍服の胸ポケットに入れていたファイロファックスが
  敵の銃弾をくい止めたために命拾いしたと語った。

  丈夫な革カバーにリフィルがたくさん詰まったバイブルサイズの
  ファイロファックスが彼の命を救ったのだ。

私は、このストーリーを知らず、
特に理由もなくファイロファックスを使っていましたが、
こういう話を聞くと、愛着が湧いてきますね。

大切に使いたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  
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