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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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起業家タマゴの経営イロハ

起業家タマゴの経営イロハ
起業家タマゴの経営イロハ
(2008/11/21)
森田 謙一 商品詳細を見る

満足度★★★★

通称「ケンミレ」。

投資をしている人にとってはお馴染みの投資情報サイトです。
正式名称は、ケン・ミレニアム株式会社で、
投資教育と自社開発ソフトをネットを通じて行う独立系の会社です。

本書は、ケンミレCEOである森田謙一さんが説く
ベンチャー企業経営者の実践的な心得集。

  「社会から信頼を得る手法について、これから起業したいと思う人」

を対象に書いたと、森田さんは語っています。

目指すところは、正しいこと(王道)を目の前の壁がなくなるまで
(ネバーギブアップで)続けること。

本書のキーワードとして、この「王道」という言葉が、
たびたび登場しますが、あくまで目的が正しいことであり、
それを実現する森田さんの手法は、
決してオーソドックスなものではありません。

いわゆる、常識破りで既存のルールに囚われない方法です。

経営手法ではありませんが、森田さんのお子さんが、
小学校5年生で登校拒否になった時のエピソードを一つ。

  息子さんは、水泳のクロールができないから
  学校に行きたくないと言い出しました。

  それを聞いた森田さんは、学校に出向き、
  校長先生と教頭先生と3人で話し合ったそうです。

  「息子がプールに入りたくないようなので、
  入らなくてもいいようにしてください」

  すると学校側は、
  「学校はルールを守ったり、協調性を覚えるところだから、
  息子さんもプールに入れたほうがいいですよ」
  と答えました。

  それに対して森田さんは、
  「息子はルールを守る方ではなく作る方なので、
  ルールを守ることを教えなくていいです。」

  「協調性ではなく、独自性や創造性を重視する生き方を
  して欲しいので、協調性を教えなくてもいいです」
  と言ったそうです。

少なくとも、私は自分の子供が登校拒否になっても
このようには言えないでしょう。

本書には、このような森田さんの強い個性が、
色濃く反映されていますから、“そこまでするか”と思わせる
経営についての考え方満載されています。

この本から何を活かすか?

ケンミレでは、「朝ノート」を書かないと退職を迫られるようです。

「朝ノート」とは、朝の始業前の30分間で行うべき仕事を、
<今日すること・当面1ヶ月ですること・将来したいこと>
の3つに分けてすべて書き出し、
具体的やり方を毎日考える思考の整理です。

残っている課題は、毎日書くことになります。
それが記憶に刷り込まれ、改善点を考えることになりますので、
脳が活性化され、自然にアイディアも出てくるようになるようです。

毎日続けるのは、かなりハードですが、

  「面倒くさいことしか価値がない」

と森田さんは言っていますので、試してみる価値はありそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  

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| 経営・戦略 | 06:42 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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| 書評リンク | 2009/01/16 23:03 |

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