2008.12.04 Thu
アンガー・マネジメント
アンガー・マネジメント―アメリカ・エグゼクティブの間で爆発的に普及! イライラ、ムカムカを一瞬で変える技術
(2008/09)
安藤 俊介 商品詳細を見る
満足度★★★★
著者の安藤俊介さんより献本いただきました。ありがとうございます。
アンガー(怒り)をコントロールするための
体系化された技術を学ぶ本です。かなり実践的。
私は、怒りっぽい方ではないと、自分では思っていましたが、
ちょうどよいタイミング(?)で、イラつく出来事ことが発生。
本書の効果を、身をもって知ることができました。(事の詳細は後半で)
「怒り心頭」とはいかないまでも、ちょっとしたイライラは
誰でも日常的に感じることです。
しかも、結局、イラついて損するのは自分。
ですから本書の技術を習得すると、個人にメリットをもたらすだけでなく、
「不機嫌な職場」も少しずつ解消に向かうことでしょう。
怒りをマネジメントするポイントは2つ。
1. 怒ってしまった後の対処(行動の修正)
2. そもそも怒らない気質にする(認識の修正)
アンガー・マネジメントでは、この両面から攻めることで、
怒りの感情とうまく付き合いながら、次第に怒らない気質へ
変わることを目指します。
ですから、本書で紹介されるテクニックも、
即効性のあるものと、徐々に効果を発揮するものに分かれます。
<即効性のあるテクニック>
ストップシンキング、ディレイテクニック、グラウンディング、
コーピングマントラ、タイムアウトなど
<徐々に効果を発揮するテクニック>
ミラクルデイエクササイズ、24時間アクトカーム、スケールテクニック、
アンガーログ、ストレスログ、3コラムテクニックなど
私自身が、本書を読んだ限りでは、
・怒った時こそ、本来の“目的”を思い出し
・怒りの原因より、怒りをコントロールしてどうなりたいかを思い描き
・怒った自分を「スケールテクニック」で冷静に分析
を組み合わせて、日頃のイライラに対処するのが、
使いやすそうに感じました。
本書の後半には、アサーティブなコミュニケーション方法が
少しだけ紹介されていましたが、
もっと詳しく知りたい方は、大串亜由美さんの本を参照してください。
この本から何を活かすか?
「アンガーログ」とは自分の怒りを記録して、
客観視するための“見える化”ツールです。
以下、恥ずかしながら、私のアンガーログです。
日時:
2008年12月2日20時30分
出来事:
話し合うことがあったのに、妻が8時半に子供と
一緒に寝てしまう。その後、起こしても起きず、
妻は朝も普通(6時半)に起床。結局10時間睡眠。
いつも8時以上寝てるのに、まだ寝るのか!
思ったこと:
イラ立ち。
感情の強さ:
5/10段階
行動:
夜イライラして、1人でヤケ食い。
朝は自分の時間を確保したいので、妻を早くは起こさず。
結果:
妻が起床後もバタバタして話し合いの時間を持てず。
スケジュールがズレ込んでしまう。
異なる考え方:
夜1人の時に、朝やるべきことを先にやってしまえば、
朝、妻を早めに起こして話し合いができたはず。
こうやって書き出してみると、些細なことでイラついて
反応的な行動をとっているのことが分かり、
同じ轍は踏まないよう、自分の行動を見直すことができます。
怒りを感じるたびに続けることで、効果がアップするそうなので
続けてみようと思います。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
| ノウハウ本 | 10:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑






著者の安藤俊介です。
この度は拙著の書評を誠にありがとうございました。
アンガー・ログを何度もつけて、あとで振り返ると、不思議なくらい同じようなことでイラついたり、怒りの感情を感じる自分を見つけられると思います。
私たちは実は結構ワンパターンに生きているんですね。こうしたパターンを壊していく上でもログは有効です。
今後ともよろしくお願いします。
| 安藤俊介 | 2008/12/04 18:14 | URL | ≫ EDIT