2008.11.19 Wed
質問会議
質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?
(2008/09/20)
清宮 普美代 商品詳細を見る
満足度★★★★★
この会議、面白そう。
発言が、必ず「質問」か、その「答え」に制限されて、
自発的に意見を言うことが禁止された会議。
それが、本書で紹介される「質問会議」です。
人は質問されると、瞬時にその答えを考えようとします。
本書の表現を借りると、
「質問が相手の脳にスイッチを入れる」
ということになります。
その反応を利用し、チーム全体の思考に
スイッチを入れようとするのが質問会議です。
もともとの考えは、会議と行動をセットにした
アクションラーニングをベースにしていて、
著者の清宮普美代さんが質問会議と命名したようです。
質問中心に会議が進みますから、
トヨタ流の「なぜを5回繰り返す」が会議に組み込まれ、
問題の本質に、チームとして迫っていく感じでしょうか。
この会議は、他にも次のような特徴があります。
・ファシリテーター(ALリーダー)の力量が問われる
・振り返り(リフレクション)の時間が組み込まれている
・問題を再定義する工程がある
3番目の「問題の再定義」は、ある程度、会議の中で質問が出た後で、
本当の問題は何かをチームとして共有するために行われる工程。
チームとして出した再定義に、1人でも同意できないメンバーがいたら、
引き続き、問題を明確にする質問が繰り返されるようです。
人は、ただ漠然と考えるより、ある条件のもと(フレームワーク)で
考えた方が、思考しやすい性質がありますから、
質問とその答えに制限された会議では、自由に意見を言う会議より、
発想が広がるのかもしれません。
この本から何を活かすか? ということで、早速、我が家の「家族会議」で導入。
少人数の話し合いでは、ファシリテーターを兼任するしかなく、
多少ギクシャクもしましたが、ミニ質問会議では、
いつもとはちょっと違った話し合いができました。
本書で言われている通り、「問い」がチームに共鳴し、
同じ意識や、思考の土台を作っていくという雰囲気が、
なんとなく分かりましたが、やはり本当のビジネス上の会議で、
実践してみたいものですね。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
| 会議術・ファシリテーション | 09:51 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑






チーム脳っておもしろい考えですね
この記事をきっかけに、本書を読ませてもらいました。さきほどブログに記事を書いたところです。紹介元としてリンクさせて頂きました。ご了承ください。
「チーム脳にスイッチを入れる」という考えがとても気に入りました。他問他答によって複数の脳を活性化できる。実際にやってみたい手法ですね。
| 多ぁ忙 | 2008/12/08 00:25 | URL | ≫ EDIT