活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

非常識に生きる

2021年03月23日
人生論・生き方・人物・哲学 0

非常識に生きる
満足度★★★ 
付箋数:23 
posted with ヨメレバ
小学館集英社プロダクションの
木川さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

信者やファンも非常に多いけれど、
アンチの数も多い堀江貴文さん。

極端に好き嫌いが分かれるのは、
それだけ堀江さんが「刺激的」な
生き方をしているということ。

なぜ、多くの人にとって刺激的に
映るかいうと、常識に縛られない
生き方をしているからでしょう。

本書は、「自分の人生を取り戻す」
ために、堀江さん流の「生き方改革」
を説く本です。

 「非常識に生きるとは、破天荒で
 あれ! というこではない。
 自分の常識を持ち、自分に従って、
 誰のものでもない、自分の人生を
 生きることだ。
  “みんな一緒” の正義を、
 疑い続けよう!
 それで非常識と批判されても、
 気にしてはいけない。
 あなたのやりたいことを決める
 のは、あなたであるという、
 本来の常識を取り戻してほしいと、
 僕は願っている。」

みんなと同じくしようと意識的に
強く思っている人は、それほど
多くいないと思います。

しかし、一般的な常識から外れると
不安に思ってしまうのが普通です。

それが知らないうちに同調圧力
に変わっていて、気がつくと、
みんなと同じになってしまって
いることが多いのかもしれません。

しかし、それでは自分のやりたい
ことを見つけて、大きなチャンスを
掴むことはできません。

本書では、堀江さんがどのように
考え、行動してきてきたかを
「41の非常識な行動レッスン」
としてまとめています。

その中から2つほど紹介します。

非常識1 仕事は、「食っていくため」
   にするものではない

多くの人に、働いている理由を
尋ねると、「生活のため」という
答えが返ってくるでしょう。

しかし、堀江さんは、食べるために
働く時代は、もう終わっていると
説きます。

単に食べることだけが目的なら、
フードバンクを利用したり、安い
惣菜やパンで空腹は満たせるはず。

嫌々ながら仕事をしている人は、
生活水準を下げたくないという
プライドを守りたいだけ。

古い価値観が刷り込まれていて、
そこから抜け出せていない証拠です。

 「食べるためではなく、楽しい
 からやる! 遊びだから続けられる!
 そのようにマインドを変えれば、
 あなただけの取り組みと出会える
 はずだ。」

非常識7 僕がビジネスで成功したのは、
   他人と同じことを、他人以上に
   しくこくやってきたから

堀江さんは、人より優れた能力は
大して持っていないと自覚しています。

計算がうまかったり、情報を集める
のが上手い人は、他にたくさんいる。

しかし、堀江さんは「しつこさ」
だけは、誰にも負けない自信がある
と言います。

2019年5月にMOMO3号機が、日本で
初めて民間単独で宇宙空間到達に
成功したのも、しつこさを原動力
として、諦めなかったから。

 「仕事がうまくいかない人の原因の
 大半は、能力よりも、諦めの早さだ。
 とにかく、しつこくやる!
 技術やコツは必要ない。
 心の覚悟次第だ。」

本書を読むと、今までの自分の
考え方を変えて、ワクワクする事に
挑戦する勇気が湧いてきます。

この本から何を活かすか?

堀江さんは、思考の筋肉を鍛える
ために「読書」は欠かせないと
言います。

ただし、読書といっても活字の本
だけに拘る必要はありません。

 「マンガは最強のメディア」

マンガは想像力を掻き立て、
専門書の研究にも匹敵する学びに
通じると説きます。

私も「東京マンガレビュアーズ
を参考に、もっとマンガを読む
ようにしてみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

気に入ったらシェア!

ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント0件

コメントはまだありません