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ikadoku

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飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方

2021年03月05日
人生論・生き方・人物・哲学 0

飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方
満足度★★ 
付箋数:16 
posted with ヨメレバ
あなたは、「飽きる」ことに、
どのようなイメージを持っていますか?

「自分は飽きっぽい性格なんです」と、
続けられないことにマイナスの印象を
持っている方も多いでしょう。

特に就活する場合は、採用する企業
からすると、飽きっぽい性格は、
退職リスクを考えて敬遠されがち。

しかし、「飽きる」よりも、
もっとマズイことがあります。

 「飽きっぽいのは、自覚しているの
 ですが、飽きたことを続けてしまう
 ことが一番怖い――そんなふうにも
 思っています。
 だって、飽きてしまったものには、
 100%の力なんて注げないし、
 飽きた先には進化なんてないと
 思うから。」

石の上にも三年と言われるように、
日本社会では、忍耐が美徳とされる
傾向にあります。

しかし、少し考え方を変えて、
自分が飽きないようにチャレンジ
するよう、プラスに持っていく
ことも可能です。

 「 “飽きる” という言葉だけを
 とると、とてもネガティブなワード
 に聞こえますが、私にとっては、
 飽きることは次に進むための
 アクセルみたいなもの。
 自分が面白いと思いかどうか――
 この問に即座に答えられないのなら、
 それは、飽きている証拠。
 そこに力は発揮できないと思って
 います。
 進化するために飽きていく――
 この感覚は一生大切にしたい、
 そう思うのです。」

このように語るのは、本書の著者、
スタイリングディレクターの
大草直子さん。

スタイリストとして活躍し、現在は
WEBマガジン「ミモレ」のコンセプト
ディレクターとして精力的に活動
している方です。

ファッションに興味がある方の
間では、きっと有名な方なんだと
思いますが、私は本書で初めて
知りました。

本書は、主に女性向けにキャリアや
生き方を後押しする本です。

大草さんの生き方を見て、憧れて
「私も」と刺激される女性も
多いのでしょう。

男性視点から見ると、その生き方は
ちょっと心配なところもありました。

大草さんは、「いつも楽しそう
ですね」とインタビューで聞かれる
ことが多いそうです。

実際に、「楽しそう」なのではなく、
「楽しい」と言い切ります。

それは「好きなこと」しか
やっていないから。

 「本当に好きなこと、得意なこと
 しかやっていません。やりたくない
 ことをやっていないのです。
 10のうち、好きな2割しかやって
 いません。というよりも、できない
 のです。残り8割をやらないなんて
 ムリ! と思われる方が多いかも
 しれません。私の場合はその8割を
 得意な人、サービスに頼ること
 にしています。」

意識的にパレートの法則(80:20の法則)
を使って、得意なことに集中して
いるようです。

これはフリーランス的な働き方
だからできるわけではありません。

考え方の問題です。

会社に勤めていても2割:8割は
ムリでも、4割:6割ぐらいなら
できると大草さんは言います。

本書は、大草さんのように
軽やかに生きたいと考えている方
にとっては、背中を押してくれる
本だと思います。

この本から何を活かすか?

 「経験として “ひとつ手放せば
 次が入ってくる” ――そう信じて
 います。」

これはキャリアに関して大草さんが
語っていたことです。

キャリアを手放すと、その空いた
スペースに運が転がり込むと。

新しい業務やルールを作るときは、
これやらないと肥大化してしまうので
必要なことだと思います。

ただ、キャリアでこれをやるのは、
かなり勇気が必要ですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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