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ikadoku

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誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命

2021年03月02日
リーダーシップ 0

誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命
満足度★★★★★ 
付箋数:30 
posted with ヨメレバ
 「リーダーシップとは何か?
 について定義づけた書籍はごまんと
 ありますが、自分がどうやって
 リーダーシップを身につけていけば
 よいのか? その道筋を明瞭に示した
 書籍は非常に少ないです。
 また、学者や評論家の皆さんが
 リーダーシップを論評した書籍も
 ごまんとありますが、壮絶な火中で
 実際に苦心を積み上げてきた実務家が、
 本当に本人の言葉で書き綴った書籍
 は極めて稀です。さらにその両方の
 掛け算に耐えられるものとなると、
 私には見つけることができません
 でした。本書の着眼点はそこに
 あります。」

本書は、USJ復活の立役者として
知られる戦略家・マーケターの
森岡毅さんが、リーダーシップの
身につけ方を語った本です。

森岡さんと言えば、確率論ベース
の人なので、もっと理詰めで
リーダーシップ論を語るのかと
思いましたが、予想と違いました。

非常に熱い想いが伝わってきます。

リーダーシップの本質は、
「人を動かすこと」にあるので、
本書も理論とパッションの両方で
人を動かす本になっています。

 「最初に考えていただきたい
 ことがあります。 “特別な人しか
 リーダーになれない” という
 子供の頃から刷り込まれた思い込みは、
 大人になっても多くの人の中に
 あるのではないでしょうか?
 本書は、その思い込みから目を
 覚まして、自分の中で “主役感
 あふれる毎日” を手に入れる方法を
 私なりに考えてまとめたものです。」

まず、最初に森岡さんが伝えるのは、
リーダーシップは誰でも身につけ
られるということです。

そして、本書のユニークな考えが、
リーダーシップ、即ち、人を動かす
力の根源は、「欲の強さ」にある
としている点です。

それは、何かを強く望まない者が、
人を動かすことはできないから。

どうしても成し遂げたいという
「欲」が最初にあるから、考え、
工夫し、行動します。

そう考えると、リーダーシップが
日本で育ちにくい理由もわかります。

その理由は、日本は「欲」を
否定する社会だからです。

 「我々日本人の多くは “欲” に
 対して正直に行動することを自身の
 脳内で打ち消すようにプログラム
 されており、ある意味で不自然に
 生きています。したがって、
 日本人の多くがリーダーシップ
 経験をできるだけ積まない人生
 になっている。」

あともう1点、本書でユニークだと
思ったのは、「共依存関係」という
考え方です。

それは仲間を本気にさせる関係性。

動かしたい相手が持つ、凸凹の
すべてをまるっと認め、その上で
「強み」を生かします。

利害関係を超えて、お互いに尊重
した「共依存関係」を作ることが
人を動かす秘訣のようです。

本書では、森岡さん自身が
どのようにして、リーダーシップを
身につけてきたかも語られています。

森岡さんは、かつての自分を
「暗黒のリーダーシップ」と表現
しています。

その歴史を紐解くと、かなり苦労して
後天的にリーダーシップを身につけて
きたことがわかります。

小学校時代の「茹でガエル事件」も
ちょっと衝撃的でした。

森岡さんとしては、身を削ってまで、
リーダーシップを身につけられる
ことを伝えています。

本書は、ビジネスパーソン必読の
実践的な「リーダーシップ論」の本
だと思います。

この本から何を活かすか?

本書では、コロナ災厄の出口戦略
についても述べられていました。

1.ハイリスク者の自粛および逆隔離
2.積極的な経済の活性化
3.低リスク者に医療リソースを使わない

この3つの策を同時に行うことで、
生命の恐怖・経済的恐怖・社会的恐怖
の連鎖を断ち切る案が示されています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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