活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

一生モノの教養が身につく世界の古典 必読の名作・傑作200冊

2021年02月12日
読書法・速読術 0

一生モノの教養が身につく世界の古典 必読の名作・傑作200冊

満足度★★★★
付箋数:25

 「本書では、今の時代にこそ読むべき
  “世界の古典 必読の名作・傑作” 
 として200作品を選んだ。
 なぜ、古典なのか。
 今、国家と社会のさまざまな
 システムが金属疲労を起こしている
 ような、言葉にしがたい閉塞感が
 日本を覆っている。排外主義の蔓延、
 人口の減少、格差の拡大・・・
 そこに突如登場した新型コロナ
 ウイルスが、人類にさらなる課題を
 突きつけた。出口の見えない長い
 トンネルに入り込んだような感さえ
 漂っている。
 こうした不確実な社会を生き抜いて
 いくとき “古典” は力強い道標と
 なりえるはずだ。」

本書は、佐藤優さんが今読むべき
古典200冊を選んで、そのサマリーを
紹介した本です。

佐藤さんは、監修者としてクレジット
されていて、巻末には執筆者一覧が
記載されています。

古典に限らない話ですが、本を読む
ことで、他人の叡智を知ると同時に、
別の人生を経験することができます。

 「すでに死んでしまった人、
 遠くにいる会ったこともない人
 (著者)と、テキストを通じて
 友人関係になっていくことが可能
 なのだ。彼らの内在的な論理で
 いま直面している問題をとらえると、
 先人たちがどのような解答を示して
 くれるか、おおよそ想像がつくだろう。
  “古典” を通じて、無数の死者が、
 今を生きる私たちの味方になって
 くれるのである。」

佐藤さんは、本書の中から、まずは
気になった5冊を選び読んで欲しい
と言っています。

難易度にバラツキはあるものの、
いずれも、これからの時代を生き抜く
力になる本ばかりです。

私も相当数の未読本があったので、
「年に5冊」読んでいきたいですね。

手始めに選んだのが以下の5冊です。
(敬称略)

沈黙』遠藤周作
信仰の根源を問う-神はなぜ沈黙して
いるのか

江戸時代の苛烈なキリシタン弾圧
「転ぶ」のか「信仰に生きる」のか
究極の問い

新選組始末記―新選組三部作
子母沢寛
幕末新選組の伝説を原点から読み解く

司馬遼太郎、池波正太郎も参照した
新選組研究の原点にして古典的名作

カムイ伝』白土三平
階級闘争を描いた歴史的名作劇画

理想主義に燃えた聡明な青年の
「反差別」闘争
その行きつく先にある「現実」を
突きつける

第三の男』グレアム・グリーン
スパイ経験者の描くスパイ小説

適度に悪人でありつつ信頼関係構築
のスキルも必要
スパイ小説に学ぶインテリジェンス
の妙

ロング・グッドバイ
レイモンド・チャンドラー
村上春樹の圧倒的な翻訳力

作品の背景にある戦争のタブーを
見事に浮かび上がらせる村上春樹
の翻訳

はじめは、あまり欲張らずに、
読みやすい小説系の本を中心に
読んでいくことにしました。

ただ、既読本を除いて、
年5冊のペースで読んでいと、
すべての本を読み終わるまでに
あと34年かかることが判明。

本書からどの古典を選ぶかも
重要ですね。

この本から何を活かすか?

私の既読本の中からも1冊紹介して
おきましょう。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究
かつての失敗から、我々は何を学べるか
独善や情緒に流されていないか?

組織を見つめ直す示唆を戦争の
失敗から学ぶ

合理的な判断ができなってしまう
組織の問題点を浮かび上がらせる
必読の名作です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

気に入ったらシェア!

ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント0件

コメントはまだありません