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ikadoku

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叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」

2021年02月08日
社会・国家・国際情勢 0

叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」 (三笠書房 電子書籍)
満足度★★★ 
付箋数:24 
posted with ヨメレバ
 「最近やたらと、ニュース番組に
 コメンテーターとして呼ばれる機会
 が増えてきました。僕は研究者でも
 評論家でもありません。(中略)
 そんな僕のコメントが重宝がられる
 のは、おそらく何事に関しても、
  “忖度抜き”  “タブーなし” で
 発言するからでしょう。」

このように自己分析するひろゆきさん。

それ以外にも、フランス在住という
特殊性だったり、あわよくば「論破」
することが期待されているのかも
しれません。

いずれにしても、ひろゆきさんの
コメンテーターとしての価値が高ま
っているのは、他のコメンテーターと
違う意見を言うことが多いから。

比較対象がいるから余計、相対的に、
際立っているのだと思います。

その証拠に、議論する相手がいない、
本書は、至極真っ当なことを言って
いるという印象です。

データに基づいて、事実を語って
いるので、「そりゃ、そうだよね」
と同意できる内容でした。

 「正しく考えるには、正しい知識が
 不可欠です。しかし、実際には
 多くの人が間違った知識の上に
 立って考えているのです。
 間違った知識を拠りどころに思考を
 重なれば、どんどんおかしな方向に
 進んでいってしまいます。(中略)
 本書には、あなたにとって
  “知りたくなかった” と思うような
 ことも当然、書かれているでしょう。
 しかし、そうした “不都合な真実” 
 とも向き合うことで、 “正しい思考” 
 ができるようになるのです。」

このように考えて、本書のタイトル
が付けられました。

しかし、ひろゆきさんが指摘して
いることを「不都合」と感じるのは、
本書を手にしない層だと思います。

年齢的には、もっと上の世代。

ですから、ひろゆきさんのことを
知って、本書を手にする方々に
とっては、それほど不都合なことが
書かれていない気がします。

本書のChapter1で指摘されている
事実は、「日本は安い国」である
ということ。

 「日本では、ダイソーといえば
  “100円ショップ” ですが、
 実は国ごとに商品の値段が違う
 そうです。(中略)
 中国では153円、シンガポールでは
 158円、アメリカでは162円・・・と、
 どの国も日本より50円以上高く
 なっています。ブラジルに至っては、
 215円と日本の2倍以上です。
 また、ディズニーランドの入場料は、
 日本では8200円ですが、アメリカ・
 カリフォルニアでは、1万4000円
 くらいと大きな開きがあります。
 そうです。
 日本は “安い国” なんです。」

また、物価だけなく、世界的競争力
も低いと指摘されています。

これは短時間で結果を出すような
働き方をせず、ビジネスの効率が
悪いための結果。

こういった日本の現状を正面から
捉えて、ひろゆきさんは、
時代に合った制度を取り入れて
いくことを提案しています。

Chapter1 社会
 「生きづらさ」の正体に
 気づけない人たち
Chapter2 仕事
 「モンダイ」を抱えて
 がむしゃらに働く人たち
Chapter3 教育
 「謎の習慣」に従い続ける
 人たち
Chapter4 政治
 「終わるきっかけ」を必死で
 つくる人たち
Chapter5 人間関係
 「付き合い方」を間違えて
 いる人たち

この本から何を活かすか?

本書で、「お金の教育がない」
として、指摘されているのが、
「リボ払い」について。

 「貯金がなく、生活に余裕がない
 人ほど、リボ払いに手を出しては
 いかないことに気づかなくては
 いけないのです。」

これも「不都合な真実」というより、
当然の事実ですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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