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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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Google経済学

Google経済学(グーグル経済学)~10年後にトップに立てる新経済学入門~
Google経済学(グーグル経済学)~10年後にトップに立てる新経済学入門~
(2008/09/04)
柴山 政行 商品詳細を見る

満足度★★

タイトルに「Google」とつくと、何でも売れる時代になったのか?
そう思わせる一冊でした。

冒頭で、著者の柴山政行さんは、

  「グーグルから最先端の経済・会計・金融・ビジネスを学ぶ本」

と説明していますが、私が読む限りでは、
あまり“最先端”には思えませんでした。

会計や経済の基本を学ぶ「超入門書」という位置づけで、
本書を読むなら、それなりに分かりやすい本ですが、
Googleで検索した結果のスクリーンショットの載せながら
広く浅く解説されているので、少し物足りなさを感じます。

更に、本書の中でいろいろと試算をしながら、
柴山さんの持論を展開していますが、かなり見方が一面的。

話を分かりやすくするために、単純化しているのかもしれませんが、

  「消費税を2%アップさせるかわりに、預金金利を2%アップした方が、
  歳入アップが見込める」

という話も、あまりにも短絡的過ぎます。

単純に上乗せする預金金利に預金残高をかけて、
その金利収入の20%を税収とするという計算自体に間違いはありませんが、
そもそも銀行が預金金利を上げるには、
日銀が政策金利を上げなければなりません。

  「預金金利を上げて怒る預金者がいないから、実行しない手はない」

と言われても、苦笑するしかありませんね。

また、最終章のグーグル活用術も、取って付けたようで、
私としては、柴山さんの本業である会計に的を絞って、
もう少し踏み込んだ解説をして欲しかったところです。

この本から何を活かすか?

本書を読んで、久しぶりにグーグルの株価をチェックしました。

手放してから、ほとんど見ていなかったのですが、
ずいぶん下がっていました。
goog

不況時に、つられて下がった優良株を拾うのはひとつのセオリーですから、
底値を見極める間に、しっかりとグーグルのファンダメンタルズ分析を
しておきたいところです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
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| 経済・行動経済学 | 08:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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