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超図解・新しいマーケティング入門~“生活者”の価値を創り出す「博報堂の流儀」~

2020年12月18日
マーケティング・営業 0

超図解・新しいマーケティング入門~“生活者”の価値を創り出す「博報堂の流儀」~
満足度★★★★ 
付箋数:26 
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博報堂マーケティングスクール
代表の岡弘子さんは、いつも講義の
中で必ず伝えていることがあります。

 「マーケティングとは売るこむこと
 ではなくて、生活者の中に新しい
 価値を創ること」

岡さんが言う「価値」とは、
顧客重視で考えるという意味では
ありません。

ここで岡さんは受講生に問いかけます。

 「ところで、生活の中で新しい
 価値って何ですか?」

すると受講生からは、「品質が良く
なること」、「新しい体験」など、
いろいろな答えが返ってきます。

そんな受講生に対して、更に質問を
投げかけます。

 「それがあると、本当にお客様に
 選ばれるのですか?」

ここで多くの受講生が「あっ」と、
表情が変わり、気づくそうです。

「品質が良いもの」や「新しいもの」
も、生活者に選んでもらわなければ、
相手の価値にならないということを。

だからこそ、真の意味での価値を
見つけ出すことが、マーケターの
仕事なのです。

本書は、博報堂マーケティングスクール
が考える「新しいマーケティング」の
入門者用教科書です。

現役のトップマーケター21人が、
それぞれの専門分野の知識を、
最近のマーケティングトレンドを含め
わかりやすく解説します。

インフォグラフィックを活用し、
1テーマ5分で学ぶことができます。

Part1の「マーケティング基礎編」
では、マーケターとして最低限
身につけておくべきことが、
説明されています。

Part2の「デジタルナレッジ応用編」
では、最新のデジタルマーケティング
への理解が深まるよう書かれています。

入門用なので、これからマーケターを
志す人や、別の部署からマーケティング
部門へ移動してきた人には最適です。

私が感じたのは、マーケティングの
本質は変わらないものの、時代と共に
マーケティングの捉え方が変わって
きているということ。

例えば、今までマーケティングは、
企業活動の重要な要素の1つでは
あったものの、中核機能として
捉えている企業は多くありません
でした。

 「マーケティングの重要性を理解
 している企業は、マーケティング
 部門の位置付けを変化させている。
 製品やサービスの開発から生活者と
 つながってアフターサービスに
 至るまでの一連の活動をリード
 するためで、企業の中核機能の
 役割をマーケティングに担わせる
 ようにしている」

これからのマーケティングは、
企業活動の中核機能として、
位置付けられるべきなのです。

あと、個人的に勉強になったのは、
後半のデジタルマーケティングに
ついての講義です。

データは単独で利用するのではなく、
複数を組み合わせる。

そうすると、生活者を立体的かつ
多面的に捉えられるようになる
ようです。

インフォグラフィックも図解例
として参考にしたいので、
Kindle版より紙の本がおすすめ。

マーケティングを読んで理解する
だけでなく、パラパラとめくると、
視覚的にも刺激されます。

この本から何を活かすか?

今、多くの企業がLTV(ライフ・
タイム・バリュー)をいかに大きく
するかに注力しています。

LTVに関しても、デジタルサービス
を通じて、いかにそれを長期化
していくかがポイント。

独自のデータインプットから、
データを通じて、生活者へ
新たな価値を提供することが
できるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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