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独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法

2020年12月07日
勉強法 0

独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法
満足度★★★★ 
付箋数:27 
posted with ヨメレバ
本書は、Kindleで読むよりも、
紙の本で読むことをお勧めしたい。

788ページもの厚さがあって、
若干開きにくいものの、やはりその
重さを実感して欲しいからです。

 「本書は、賢くなり続けるのに
 必要なもの、すなわち学び続ける
 ための賢さを提供するためのもの
 である。そのためヒトの認知と行動
 についての “仕様” を知り、それに
 基づいて知識とは何か、学ぶとは
 何かを考察し、歴代の独学者たちが
 開発してきた方法をそれらの基礎
 の上に再構成した。」

本書は、すべての独学者のための
リファレンスBook。

独学のための「百科事典」とも表現
されていますが、まさにその重厚さに
ピッタリの本です。

著者は、以前に『問題解決大全
を紹介したことがある読書猿さん。

読書猿Classic: between / beyond
readers
」の主宰者として知られる
著名ブロガーです。

独学するきに、まず最初にすべき
ことは、「なぜ学ぶか」を突き詰める
ことです。

この詰めが甘いと、途中で投げ出して
しまうなど、続けることができません。

ここでは、人間の非認知的能力に
関わる技術を使って、まず始めること、
そして続けるための方法を伝えます。

次に考えるべきは「何を学ぶか」
という点です。

独学は、誰かに強要されるものでは
ありません。

したがって、何を学ぶか、どんな
資料を使って学ぶかは、自分で決める
ことができます。

しかし、選択の自由度があることが、
逆に独学者を不安に陥れます。

本書ではその隘路に入り込まないよう、
また、入っても抜け出せるよう、
情報とテクニックを提供します。

3つ目に考えるべき点は、
「どのように学ぶべきか」ということ。

いわゆる「勉強のやり方」について、
古今東西の独学者の技法の中から、
効果の高い方法を厳選して紹介します。

最後は、各技法を実際の独学の場面で
どのように組み合わせて使っていくかを
例示します。

ここでは汎用性を高めるために、
すべての独学の「土台」となる、
3つの分野の骨法を伝えています。

・国語独学の骨法
・英語(外国語)独学の骨法
・数学独学の骨法

例えば、この中の「英語独学の骨法」
を少しだけ見てみましょう。

ここで紹介されている技法は、
「挫折なき塗り壁式学習法」です。

焦れるくらいの薄さで、何度も何度も
全体を塗り重ねていきます。

知りたいという欲望を追い越さない
程度の、もっと学びたいところを
ガマンする、といった分量を毎日
繰り返します。

なぜなら、英語学習の最も効果的な
方法は、毎日続けることだからです。

英語の習得は、かなりの部分が
身体訓練に属するため、繰り返し継続
することが何より重要。

そのためモチベーションをどうやって
保つかがポイントになります。

そして「学習のルートマップ」を
作成し、「行動記録表」をつけて、
勉強時間を生み出し、着手します。

英語学習では、自分の独学方法に
迷いが生じている人も多いはずなので、
是非、参考にして欲しいものです。

ただし、本書は汎用性が高いが故に、
手軽に方法だけが書いてある本では
ないので、心して掛かってください。

この本から何を活かすか?

自分の独学法を生み出す「メタノート」。

1.専用ノートを用意する
2.気付いたことを記録する
3.折りに触れ読み返し、思いついた
 ことを書き加えていく

学習内容を書くノートとは別に用意し、
学習中の気付きを書き留めます。

そして、自分の学習を振り返りながら、
学習法に改善を重ねていきます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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