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ikadoku

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自動翻訳大全 終わらない英語の仕事が5分で片づく超英語術

2020年11月18日
勉強法 0

自動翻訳大全 終わらない英語の仕事が5分で片づく超英語術
満足度★★★★ 
付箋数:28 
posted with ヨメレバ
最初に言っておくと、本書は、
すべての初級~中級の英語学習者に
強力に勧めたい本です。

英語の「自動翻訳」は誤訳が多く、
「仕事では使えない」と思っている方
もいるかもしれません。

そんな話は今は昔。

AI技術の進歩によって、自動翻訳の
精度は飛躍的に向上しました。

その精度は人間の指示を待たずに、
自分自身で学習して進化していきます。

以前は、「自動翻訳でもいいか」と
妥協して使っていましたが、
今では「自動翻訳がいい」という
状況にまで変わりました。

しかし、それでも「誤訳」はあります。

実はこの誤訳は、AIや翻訳機のせい
ではありません。

 「誤解を恐れずにいうなら、
 以前とは違い、自動翻訳が誤訳を
 するのは自動翻訳がダメだから
 ではなく、使っている人がうまく
 使いこなせていないのが原因です。」

本書は、英語の自動翻訳を使いこなす
ための本です。

使用するのは、「Google翻訳」。

 「英語を使いこなしたい。
 1秒でも早く英語の仕事を
 終わらせたい。
 そんな思いを実現するための
 手段とノウハウを、一冊にまとめ
 たのが本書です。」

できれば英語を避けて通りたいと
考えている人にも役立ちますが、
英語を勉強している人にも大いに
参考になる本です。

著者は、自動翻訳サービスを開発・
運営している坂西優さんと、
関大外国語学部教授の山田優さん。

本書では、「読む」「書く」
「聞く」「話す」の4つの場合に
わけて、使いこなしのコツを
解説します。

自動翻訳で英文を作る場合の、
精度を上げるポイントとなるのは、
前編集(プリエディット)と
後編集(ポストエディット)です。

プリエディットとは、原文を
自動翻訳が訳しやすい文章に調整
すること。

ポストエディットとは、翻訳後の
修正で、訳文のどこかに間違いが
あるはずという視点でチェック
することです。

ちなみに「書くためのポイント」
は次の通りとなります。

1. 自動翻訳が英文にしやすい文に
 プリエディットする。
2. 文章は短く、シンプルにする。
3. 主語(誰が)は省略せず、
 ハッキリ書く。また文末の句点
 は省かず、必ずつける。
4. 日本語特有の比喩、慣用句、
 オノマトペは使わない。
5. 表記はひらがなではなく漢字、
 漢数字ではなくアラビア数字、
 固有名詞は英語で表記。
6. ポストエディットでは特に、
 数字、固有名詞をチェックする。

本書の最終章は、「自動翻訳を
使いこなして英語力を上げる!」
というテーマで書かれています。

自動翻訳があるから、全く英語が
わからなくてもコミュニケーション
できるようになるわけではありません。

しかし、自動翻訳は英語の先生が
マンツーマンでいつも側にいてくれる
ようなものです。

そのため学習効率も大きく向上します。

更に、プリエディットで日本語を
直している時点でも、英語の構造を
自然と理解できるようになります。

本書は、仕事で英語を使う人、
使わない人のどちらにとっても、
非常に実用的な本だと思います。

この本から何を活かすか?

私自身も、スマホの自動翻訳を
日々の英語学習で使っています。

これを使うようになってから、
ある程度は「英語が話せる」と
思えるようになりました。

私は、Google翻訳とMicrosoft翻訳
の両方を比較して、自分の好みの
言い回しになる方を採用しています。

また、音声認識の精度から、
iPhoneではなくAndroidスマホを
使っています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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