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ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

自己満足ではない「徹底的に聞く」技術

2020年10月13日
コミュニケーション 0

自己満足ではない「徹底的に聞く」技術
満足度★★★ 
付箋数:23 
posted with ヨメレバ
仕事でもプライベートでも、
問題の大半を解決してくれる
技術があります。

それが「アクティブリスニング」。

仕事がうまく行かない時は、
多くの場合、「人との関係」で
しくじっています。

たとえ仕事自体が難しくても、
一緒に働く人とのコミュニケーション
が十分に取れていれば、何とか助けて
もらえるものです。

アクティブリスニングをすると、
仕事上関わる周囲の人の知恵を尊重し、
経験を活かし、その気になってもらい
巻き込むことができます。

プライベートでも、うまくいかない
ときは、ちょっとしたことで
ぶつかったり、すれ違ったりして、
関係がこじれ始めます。

アクティブリスニングをすると、
真剣に相手の話を聞くので、
相手は否定されずに耳を傾けてくれた
と納得します。

アクティブリスニングとは、
真剣に相手の話を聞き、質問も
しながら理解を深めること。

「ただ聞く」こととの違いは、
「真剣に徹底的に相手の話を聞く」
ことと「質問もしながら理解を
深める」ことの2点です。

また、「傾聴する」こととの違いは、
「躊躇なく質問しながら、
理解を深める」ところです。

このアクティブリスニングが難しい
のは、私たちが人の話を最後まで
聞けない傾向があるから。

相手が話してくれているのに、
つい話の腰を折って、遮ってしまう
ことがあります。

こちらから言いたいことがあると、
最後まで話を聞かずに、話し始めて
しまうのです。

本書は、アクティブリスニングの
重要性とその具体的な方法を
解説した本です。

コミュニケーションの原点に帰り、
相手の話を徹底的に聞いて、
深く理解し、その結果を発展させる
ことを目的としています。

著者は、『ゼロ秒思考』などの著作が
ベストセラーになった赤羽雄二さん。

では、アクティブリスニングは、
具体的にどのように実施するのか?

ポイントは「ひたすら聞く」、
「相づちを打つ」、「疑問があったら
躊躇なく聞く」の3点です。

「ひたすら聞く」は、余計なことを
考えず、相手の言葉そのものの
理解に努めます。

相手の発言した内容をそのまま
全力で、メモに書き留めます。

「相づちを打つ」は、適度で自然な
相づちで、相手の気持ちを高め、
話しやすくします。

過度な反応は不要で、抑制の効いた
相づちの方が、わざとらしくなく、
相手も自然と話してくれます。

「疑問があったら躊躇なく聞く」は、
次の3つの要素に分解されます。

1. 適切な疑問を持つこと

自分で下調べを十分にした上で、
浮かんだ疑問が、意味のある疑問
となります。

2. 躊躇なく質問すること

適切な疑問は、相手に質問しますが、
相手の話の腰を折らないタイミングを
考えて質問します。

3. 的確な質問をすること

話の流れからいってわからない
ところを聞きます。

問題意識が近い的確な質問がきると、
お互いに大きく触発されることに
なります。

本書のアクティブリスニングは、
人間関係を改善する技術と言えます。

この本から何を活かすか?

アクティブリスニングをすると、
時間を取られ過ぎないのでしょうか?

 「確かにそういう面はありますが、
 いったん全部聞いてあげてください。
 ただし、最大でも1時間で終わりに
 してください。こじれそうなら、
 最初から次のミーティングを入れて
 おけばいいのです」

アクティブリスニングも博愛主義
ではなく、バランス感覚が必要の
ようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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