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ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考

2020年09月15日
問題解決・ロジカルシンキング・思考法 0

「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考
満足度★★★★ 
付箋数:26 
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東大読書』と『東大作文』の2冊で、
シリーズ累計30万部超のベストセラー
になった現役東大生の西岡壱誠さん。

今回は満を持してシリーズ第3弾となる、
「東大生の頭の良さ」を解明する本を
執筆しました。

なぜ、東大生は頭がいいのでしょうか?

それはもちろん「勉強しているから」
に他なりませんが、問題はその勉強の
仕方にあります。

東大生と同じ時間だけ勉強しても、
同じように頭が良くなるとは限りません。

なぜなら、東大生は一般の人とは
ちょっと違う頭の使い方、つまり人とは
違う「思考回路」を持っているからです。

本書では、東大生に共通している
5つの思考回路とその身に付け方を
解説します。

1つ目は、「暗記しなくても記憶できる
ようになる」思考回路。

東大生が知識が豊富なのは、単純な
暗記が得意だからではありません。

なぜそうなるかの「原因」を探しながら
覚えるので、自然に頭に入るのです。

また、他の事柄と関連付けて、
記憶の棚に整理しているので、
覚えたことは忘れにくくなります。

2つ目は、「簡潔に話しをまとめる
ことができるようになる」思考回路。

東大生は、説明を始める前に、物事の
背景をキャッチして情報を整理します。

そして目の前の出来事の「上流」を
押さえて、「下流」につなげて、
簡潔に説明します。

3つ目は、「人にうまく話を伝えられる
ようになる」思考回路。

東大生は、何のためにを明確にした、
「目的思考」で説明します。

目的→目標→手段の順番で考え、
何を話せばいいかを明らかにします。

そして相手の既知のことに結びつけ、
相手にとってわかりやすい手段を選び
説明するのです。

4つ目は、「他人が思いつかない
アイディアを生み出せるようになる」
思考回路。

なぜ、他人が思いつかないことが
考えつくかというと、それは複数の
視点で考えているからです。

あえて反対の意見を考えて裏側を探り、
自分自身でディベートすることで、
より多くの視点を見つけているのです。

5つ目は、「難解な問題を解決できる
ようになる」思考回路。

東大生がやっているのは「本質思考」。

もっとも大切なことは何かを考え、
「マクロ」と「ミクロ」を行き来して
問題解決を図ります。

それは「具体」と「抽象」を行き来
しているのと同意です。

本書では、これら5つの思考回路の
働かせ方を、具体例を挙げて説明し、
取り入れる方法を細かなSTEPに分けて
解説します。

また、これら5つの思考回路が
日常的働くようになることを、
西岡さんは「日常の解像度が高い」
と表現しています。

それは、高い性能のカメラを使って
日常生活を見ているので、細部まで
見ることができるという意味です。

つまり、同じ景色を見ていても、
本書で紹介される思考回路を常に
働かせているので、学びの機会が
いくらでもあるのです。

思考回路を働かせる習慣をさえ
手に入れてしまえば、苦しい勉強を
しなくても、日常を過ごしている
だけで学ぶことができるようになる。

個人的には、本書は過去の2作よりも
汎用性が高いと思います。

先に本書を読んでから、『東大読書
と『東大作文』の順番で読んでも
いいでしょう。

この本から何を活かすか?

「要約力」は、頭の良さを測る
指標の1つだと考えられています。

それはなぜかというと、要約が
「情報の取捨選択」をする行為だから。

東大生は、「要するに」を口癖に
している人が多いようです。

これは普段から「一言でいうと」の
要約の訓練をしている証拠です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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