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ikadoku

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コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方

2020年09月07日
仕事論 0

コロナ後に生き残る会社 食える仕事 稼げる働き方
満足度★★★ 
付箋数:24 
posted with ヨメレバ
現時点で、コロナ後の世界がどうなって
いるかを完全に予測するのは難しい。

しかし、遠藤功さんは、コロナ後に
起こる変化を、ある程度読み解くことは、
できると言います。

その変化とは、世界経済は大きく縮み、
元の状態には戻らないということ。

コロナ前の「70%」程度まで回復すれば、
御の字だろうと、遠藤さんは予測して
います。

企業はこの「70%エコノミー」を前提に、
サバイバル戦略を立てる必要があります。

では、そのサバイバル戦略とは?

本書では、企業が取るべき3つの戦略が
示されています。

方策1 人員の適正化(ダウンサイジング)
   を断行する

方策2 コストの「変動費化」を進める

方策3 目先のビジネスチャンスを
   ものにし、「しっかり稼ぐ」

また、個人の仕事はコロナ後に
どうなっているのでしょうか?

残念ながら、一度蒸発した仕事は、
元に戻りません。

そのため、アマチュアは消え、
プロだけが引く手あまたになる世界が
やってくると予想されます。

この「プロ化」に対応するには、身体に
染み付いたサラリーマン根性を捨て去る
必要があります。

本書では、アマがプロになるために
必要な「5つのパラダイムシフト」
(発想転換)を挙げています。

1. 「社内価値」ではなく、「市場価値」
 で勝負する
2. 「プロセス」ではなく、「結果」に
 こだわる
3. 「相対」ではなく、「絶対」を目指す
4. 「他律」ではなく、「自律」で行動する
5. 「アンココントローラブル」は捨て、
 「コントローラブル」に集中する

実は、これらのパラダイムシフトに
対応してプロ化できたとしても、
それだけでは足りません。

なぜなら、プロはたゆまぬ鍛錬と精進を
続け、市場性のある専門性を持って、
成功する必要があるからです。

遠藤さんは、更に個人がプロとして
成功する8つのポイントを挙げています。

1. 「会社」ではなく、「機会」で判断する
2. 「軸」を定める
3. よき「お手本」を知る
4. 自分の可能性に蓋をしない
5. 「他流試合」で力をつける
6. グローバルに通用する「プロ」になる
7. 「信用」という価値を大事にする
8. 「EQ」(心の知性)を磨く

そして、コロナ後は「レスの時代」が
やって来ると言います。

レスとは、「ペーパレス」や「ハンコレス」
は言うに及ばす、「通勤レス」「出張レス」
「残業レス」「対面レス」になること。

このレスの時代に、プロとしてふさわしい
働き方、つまり「スマートワーク」を
身につけなければならないようです。

本書は、コロナ後の世界を見据えて、
「会社・仕事・働き方の大変化」について
遠藤さんの提言をまとめた本です。

企業も個人も生き残っていくためには、
どのように変化しないといけないのかが
よくわかります。

私は、本書を読んで、進化論で有名な
チャールズ・ダーウィンさんの言葉を
思い出しました。

 「最も強い者が生き残るのではなく、
 最も賢い者が生き延びるのでもない。
 唯一生き残ることが出来るのは、
 変化できる者である。」

コロナが収束して、元の世界に戻ると
希望的観測を持つのではなく、
新しい世界に対応できるように変化する
ことが求められています。

本書は、コロナ後の世界を明快に説明し、
生き残るための処方箋を示しています。

この本から何を活かすか?

コロナによる「雇用蒸発」で、
どの程度の人が職を失うのか?

アメリカでもヨーロッパでも、
5人に1人が職を失う可能性があることが
指摘されています。

日本でも、野村総合研究所の試算では、
失業者が222万人に達すると予測されて
います。

「なくなる業種」から「残る業種」へ
転職してもムダです。

今、私たち自身が、「食えない人」
から「食える人」に変化することが
求められています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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