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ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

クルマ買取り ハッピーカーズ物語

2020年08月19日
人生論・生き方・人物・哲学 0

クルマ買取り ハッピーカーズ物語
満足度★★★ 
付箋数:24 

サンライズパブリッシングさんの
佐藤さんより、献本いただきました。
ありがとうございます。

私は本書を最初に手にしたときに、
思いました。

「車買取のハッピーカーズ?
そんな会社、聞いたことないな」

あと、本書が200ページにも満たない本
だったので、「中身があるのかな?」
とも思って読み始めました。

しかし、結論から言うと面白かった。

それは一人の男性の生き方や考え方が
詰まっていたから。

しかも、大失敗を経験した後に、
自分の生きる道を見つけ、
事業の成功につながっているからです。

 「改めて、僕のこれまでの人生を
 振り返ってみると、まだ50年くらい
 しか生きていませんが、脈絡がない
 というか、やりたい放題の人生だな
 と思いました。
 むしろ、やるなと言われたことだけを
 選んでやってきたような気がします。
 本当に非常識でごめんなさいという
 感じなのですが、僕自身でさえ
 そのように思う次第ですから、
 僕という人間をほとんど知らない方
 にとってはなおさらそう思われる
 ことでしょう。
 しかし、こうして振り返ってみて、
 はっきりしたことがあります。
 それは、 “僕は好き勝手に生きる
 ことに、意外と一生懸命” という
 ことです。」

本書の著者は、ハッピーカーズを
立ち上げた新佛千治さん。

ハッピーカーズは、出張型クルマ買取り
のフランチャイズです。

2015年の事業立ち上げから、わずか
4年で全国に70以上の加盟店を展開
する規模へと急成長しています。

新佛さんは、営業マンから社会人を
スタートし、何度か職を変わっています。

そして、中古車の輸出ビジネスに
乗り出したところで、アフリカで
大きな失敗をします。

英語もできずに、海外のビジネスに
手を出したことを大いに反省し、
身のほどを知ったと言います。

この失敗から、ローカルで事業を
行うよう発送転換して、目をつけた
のが中古車の買取業でした。

そして、新佛さんは今までの仕事や
事業で失敗してきた、根本的な原因に
気がつきます。

それは「理念」が足りなかったこと。

自分は何を成し遂げたいのか?

この問いを徹底的に考えて、自分の
存在意義を見出して、ハッピーカーズ
の事業を始めました。

最初はマンションの一室から、
「店舗なし」「お金なし」「経験なし」
の状態からのスタートです。

やりたいことだけをやるダメ人間と
思われても、心身ともに幸せなら、
周りも幸せにできるし、だからこそ
みんなを巻き込むことができる。

本書からは、そんな新佛さんの
考えが伝わってきます。

もちろん本書には、ハッピーカーズの
宣伝を兼ねたポジショントーク的な
部分はあります。

しかし、それを差し引いても魅力的な
生き方をしている方だなと感じました。

本書の表紙はサーファーの写真ですが、
これは新佛さんが、本気でサーフィンを
やっているから。

ハッピーカーズは、サーフィンのために、
本社を鎌倉に構えています。

読み終わってみると、パタゴニアの
創設者イヴォン・シュイナードさんと
イメージが重なるようになったと
いうのは少し言い過ぎでしょうか。

この本から何を活かすか?

ハッピーカーズの加盟店システムは、
「無店舗・無在庫・スマホ1台」で
始められる手軽さが人気を呼んでいます。

しかし、サラリーマンの気持ちのまま、
転職気分で独立開業に臨むと、
「失敗する」と注意を促しています。

仕事のスキームはシンプルなので、
バカになって、とにかく人と会うことが、
このビジネスの成功の秘訣のようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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