活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

堀江貴文VS.外食の革命的経営者

2020年07月09日
経営・戦略 0

堀江貴文VS.外食の革命的経営者
満足度★★★ 
付箋数:21 
posted with ヨメレバ
本書は、堀江貴文さんが注目する9人の
「食のカリスマ」との対談をまとめた本。

対談した時期は、2019年8月~2020年1月
までなので、ビフォー・コロナの時点です。

ですから、現在では大きく状況が
変わっているかもしれません。

しかし、少なくとも、もともと儲かって
いなければ、ウィズ・コロナや
アフター・コロナでやっていけるはずが
ないので、外食関係者からすると
かなり参考になる本だと思います。

「まえがき」もなければ「あとがき」も
ないので、堀江さんからすると、
手をかけずに、自動で出来上がった本
と言えるでしょう。

さて、対談した9名の「食のカリスマ」
は以下の方々です。

・株式会社Dining Innovation Investment
 Founderの西山知義さん

・鮨さいとう 店主 齊藤孝司さん

・株式会社TRANSIT GENERAL OFFICE
 代表取締役社長の中村貞裕さん

・SUGALABO Inc. オーナーシェフの
 須賀洋介さん

・GYRO HOLDINGS株式会社 代表取締役
 花光雅丸さん

・くろぎ 店主 黒木純さん

・株式会社キュウプロジェクト
 代表取締役社長 佐藤幸二さん

・株式会社立川マシマシ 代表取締役社長
 大川弘一さん

・株式会社 京都吉兆 代表取締役社長
 徳岡邦夫さん

個人的には外食産業に疎いので、
革命的経営者と言っても知らない方
ばかりでした。

しかし、その分、それぞれの経営者の
考え方は興味深く刺激的でした。

堀江さん自身も、生き生きと対談して
いることが伝わってきます。

では、本書の中からトップバッターの
西山知義さんとの対談を少しだけ紹介
しましょう。

西山さんは、「牛角」や「鳥でん」、
「しゃぶしゃぶ温野菜」などを経営する
レインズインターナショナルの元社長。

その後、ダイニングイノベーションを
設立し、一人焼肉のチェーン店
「焼肉ライク」などを展開しています。

 堀江  「焼肉ライク」、絶好調ですね。
  毎日のようにオープンしている
  イメージ。

 西山  フランチャイズをやりたい人が
  ものすごく多くて、物件が見つかり
  次第出店しているね。研修がほぼない
  からね、見つかったらオープンまでが
  早い。

 堀江  なんで研修なくせたんですか?

 西山  肉はチルドでカットしたものが
  店に届くでしょ。たれは工場で完成
  したものが届くわけだし。
  米は機械が自動で炊いてくれる。
  炊き上がったごはんを出すところまで
  全部機械がやるんだよ。

堀江さんは以前から「日本人は
職人的な仕事に価値があると
思い込んでいる」と主張しています。

西山さんの経営手法は、まさにその
主張を証明しているかのようです。

徹底的に人の手がかかる工程を減らし、
経営の効率化を図っています。

そして、「焼肉ライク」での店での
顧客の滞留時間は15分~25分。

牛丼と変わらない回転率で単価は
2倍以上なので、売上もそのまま
2倍になっています。

「牛角」などの一般の焼肉店は
顧客の滞留時間は1時間半程度なので、
「焼肉ライク」は売上も坪単価も
比較にならないほど高いようです。

基本的には、堀江さんがチョイスした
考え方の合う経営者たちなので、
堀江さんも気持ちよく話せている
感じが伝わってきます。

この本から何を活かすか?

本書の巻末には19人のテリヤキストが
選んだ「この1年のベスト5」の飲食店が
紹介されています。

テリヤキストとは、堀江さんの主宰する
スマホアプリ「TERIYAKI」で認められた
うまい店を知り尽くした食の賢人たち。

ちなみに堀江さん自身のベスト5は、
以下の通りです。

 1. 霜止苗出/イノベーティブ/北海道
 2. 羊サンライズ/焼肉/東京
 3. すしうえだ/寿司/兵庫
 4. 食堂うちの/食堂/大阪
 5. Restrante Fumi/創作料理/東京

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

気に入ったらシェア!

ikadoku
この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント0件

コメントはまだありません