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ikadoku

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小さな会社の外国人活用の教科書

2020年06月29日
組織・社内教育・コーチング 0

小さな会社の外国人活用の教科書
満足度★★★

著者の千葉祐大さんより献本頂きました。
ありがとうございます。

 「今、小さな会社は空前の人手不足。
 その7割近くが人材の確保に日常的に
 苦労しています。企業間での日本人
 の若者は奪い合いになっており、
 魅力の乏しい会社ほど事態は深刻
 です。一昔前に考えられなかった
 人手不足倒産が、今では当たり前の
 ように続出しています。
 そんな状況の中、救世主となって
 いるのが外国人材です。」

人手不足の問題は日本企業にとって、
どうしても避けて通れない問題です。

2020年現在、新型コロナウィルスの
影響で、外国人労働者が帰国したり、
解雇や雇い止めが起きていますが、
それはあくまで一過性の事態です。

若い労働者が確実に減っていく
日本では、コロナ騒動が終息した後は、
再び、外国人材を受け入れなければ
ならない状況に戻るでしょう。

今後、日本人失業者も増える見込み
ですが、一定の業種ではコロナ後も
人手不足が続きます。

また、働く側の外国人にとっても、
日本は生活するには魅力的な国です。

働く機会さえ提供されれば、
今後も日本で働く外国人が増え続ける
ことが見込まれます。

しかし、外国人材の採用と活用には、
高いカベが存在します。

多くの日本人は外国人や異文化に、
あまり免疫がありません。

そのため、人手不足の状況でも、
簡単に外国人材採用に踏み切れない
現状があります。

特に小さい会社は、なおさらです。

そんなときに役立つのが、本書、
外国人材受け入れの教科書です。

著者の千葉さんは、長年、メーカーや
サービス業の現場で異文化マネジメント
に携わってきた方です。

現在は外国人材コンサルタントとして、
多くの企業をサポートしています。

一口に外国人材といっても、在留資格
のカテゴリによって、仕事内容や役割が
大きく異なります。

そこで本書では、2つのカテゴリに
分けて、外国人材の受け入れメリットを
解説しています。

1つ目のカテゴリは、技・人・国の
在留資格を持つ「高度外国人材」を
受け入れるケース。

この場合は次の3つのメリットがあります。

 1.営業力が強化され販路拡大につながる
 2.新たな商品・サービスづくりの
  アイディアが生まれる
 3.社員全体の仕事のレベルが上がる

2つ目のカテゴリは、非熟練労働者を
現場のスタッフとして受け入れる、
「特定技能外国人や技能実習生」を
採用するケース。

この場合は次の2つのメリットがあります。

 1.若い労働力を確保できる
 2.今までの仕事のやり方を改善する
  きっかけが生まれる

では、実際に外国人材を採用する場合、
具体的にどうすればいいのか?

受け入れた外国人を活躍させるには、
どのような体制づくりをすべきなのか?

本書では、これらの疑問に答え、
ゼロから学ぶ外国人材の戦力化について
丁寧に解説します。

本書は、実際に外国人材の採用を
検討している企業には最高のサポート
となります。

また、日本人の採用に苦労している
企業にとっても、新たな活路を開く
一冊となるかもしれません。

第1章 拡大し続ける外国人雇用
第2章 小さな会社が外国人材を
   受け入れるメリット
第3章 外国人材の採用はこうする
第4章 国籍ごとの特性の違い
第5章 外国人材を活躍させるポイント1
第6章 外国人材を活躍させるポイント2

この本から何を活かすか?

外国人とひとくちに言っても、
それぞれの国籍ごとに特性や考え方に
違いがあります。

そのため、国籍ごとに「相性の悪い」
組み合わせがあるようです。

<中国人と相性の良くない相手>
 台湾人、香港人、ベトナム人、
 出身地の違う中国人

<韓国人と相性の良くない相手>
 年上の部下や後輩、年下の上司や先輩

<インド人と相性の良くない相手>
 ネパール人

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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